酒井玲子の日々

2009年9月15日(火)
 「酒井玲子の日々」をおとずれてくださって、ありがとうございます。
どうやってここにたどり着かれたかはわかりませんが、これも何かのご縁です。
酒井玲子ってどんな人間なの? と興味を持っていただけたら、時々のぞいてみてください。

 私自身は、一期一会を大事にしたいと思いながら日々生活していますので、そんな酒井玲子のつぶやき、出会った人々、読んだ本の感想、失敗談(たくさんあってこまるだろうなぁ)、もちろん仕事のうえで参考になるようなことも、色々と徒然なるままに書いてみたいと思っています。

 2023年7月26日(水)
 このページを書き連ねてから14年が過ぎました。なかなかマメに更新できませんが、これからも私が出会った出来事を書いていきたいと思いますのでどうぞお付き合いください。

諏訪へのひとり旅 その2

立石公園から臨む諏訪湖

2026年6月27日(土)

 5月16日(土)の諏訪ひとり旅の続きです。諏訪大社四社まいりを終えて上諏訪駅に戻ったところからの行程です。

1540 上諏訪駅前でタクシーに乗り、立石公園に。
     立石公園は上諏訪駅の山側の中腹に位置し、諏訪
    湖を一望できる絶景スポットです。新海誠監督の映
    画『君の名は。』に登場する糸守湖の風景のモデル
    ではないかとも言われています。『君の名は。』に
    は、主人公の瀧くんが通う都立高校の外観が私の母校である新宿高校に似ていることから、
    勝手に親近感(?)を抱いてしまって、諏訪に行ったら立石公園にもぜひ行きたいと思って
    いました。
     実際にその場に立ってみると、本当に素晴らしい光景が眼下に広がり、いくらでも眺めて
    いられる感じでした。できれば夕暮れ時から夜景も観たかったのですが、さすがにそこまで
    は居られないので、歩いて戻ろうかと思っていたら、ちょうどお客さんを乗せて登ってきた
    タクシーがいたので、それに乗って上諏訪駅まで下りました。

17:20 諏訪湖畔を少し散策してから、近くにある片倉館へ。昭和3年に片倉財閥によって建設さ
    れ、国の重要指定文化財にもなっている重厚な建物で、千人風呂という温泉施設が有名なの
    で、私もそこで1日の汗を流してゆっくり過ごしました。 
     さっぱりした後は、太陽が沈みかかった湖を眺めて、今度は諏訪湖の周りも歩いてみたい
    と思いつつ、何度も湖を振り返りながら上諏訪駅に向かいました。

19:03 上諏訪発のあずさ54号に乗り、新宿へ。諏訪で買ったお菓子などをつまみながら、結局
    まともな食事をしなかったなと考えていたら、甲府を過ぎたあたりで中央線内の信号機故障
    の影響とかで、電車が遅れますというアナウンスがあり、その後はのろのろ進んだかと思う
    としばらく止まったりの繰り返し。21:17に新宿到着予定でしたが、結局1時間近く遅れ
    て、22時過ぎに新宿に着き、なんとかその日のうちに自宅に帰り着くことができました。
     土曜日の夜ということもあって新宿駅は結構な混雑で、ちょっと前までいた上諏訪、下諏
    訪駅のがらんとした感じを思うと、とても同じ日とは思えない不思議な感覚になりました。      

  今回の諏訪への日帰り旅は、車を使わなかったにもかかわらず、「諏訪大社四社まいり」を達成
 しただけでなく、立石公園に行って千人風呂にも入ることができ、充実したものとなりました。
  日帰りでもこれだけのことができるとわかったので、諏訪も再度訪れたいですし、別の場所にも
 行ってみたいと思いました。


 

 諏訪へのひとり旅 その1

諏訪湖地図と諏訪大社4社参り御朱印

2026年6月27日(土)

 少し前のことになりますが、5月16日(土)に日帰りで諏訪に行ってきました。ゴールデンウィーク後でNPOのイベント前のこの時期なら、時間が作れて、気候もちょうどいいかなと考えて、久々の一人旅。

 諏訪に行くことは決めていましたが、具体的にどこに行くか、何をするかははっきりしていませんでした。湖畔には美術館が点在し、公園もあるので、とりあえず行ってみようかと思ってYou Tubeなど見ていたところ、「諏訪大社4社まいり」という投稿がたくさんあるのを見つけて、今回はこれに挑戦することに。諏訪大社は下諏訪にある下社の春宮と秋宮、上諏訪と茅野の間にある上社の前宮と本宮の4社から構成されていることを、恥ずかしながら初めて知りました。車ではないので、電車とバス、タクシー、そして徒歩で、どの順番でどうやったら効率よく巡れるか?色々と調べて、予定をたてました。まずは新宿7:00発のあずさ1号で下諏訪に降り立ったところから、旅の始まりです。

以下、実際のスケジュールを記してみます。

700 新宿発 (あずさ1号)久しぶりの「あずさ」

927 上諏訪で乗り継いで1駅 下諏訪到着
     駅前の観光案内所で地図などもらっていたら、もうすぐ春宮方面のバスが出ると教えても
     らい、急遽乗ることに。万治の石仏近くで降り、石仏にお参りしてから春宮へ。
     
四社を全てお参りして、その御朱印を集めると記念品をいただける、というので、普段は
     御朱印をいただくことはない私ですが、今回はそれぞれで御朱印をいただくことにしまし
     た。春宮は一番奥に御神木が祀られていて、森の中の静かなお社という雰囲気でした。
      そこから歩いて秋宮へ。青銅製としては日本一大きいといわれる狛犬が出迎えてくれま
     した。ここでも御朱印をいただき、徒歩で下諏訪駅に向かいました。駅の手前にある食祭
     館というところで足湯に入り、冷たい甘酒でのどを潤してほっと一息。

1203  下諏訪発 上諏訪へ

1230 上諏訪駅発の「かりんちゃんバス」という巡回バスに乗って上社前宮へ。
      前宮は、四社の中で唯一本殿があり、諏訪大神が初めて居を構えた諏訪信仰発祥の地とも
                伝えられているそうです。こちらでも御朱印をいただき、本殿の奥から
つながる鎌倉道遊
                歩道を歩いて本宮に行こうと歩き出したのですが、迷うはず
のないところで道を間違え、
                戻ったと思ったらまた回り道をすることになり、結局車の通る道に出て本宮にたどり着き
               ました。
              本宮は諏訪神社の総本社だけあって、広い敷地の中に多くの建物が建っていて、お参りす
               る人も多く見られました。こちらで御朱印をいただいて、諏訪四社まいりは達成。記念の
     ステッカーをいただきました。

 1507 本宮北参道のお店で五平餅を食べて「かりんちゃんバス」で上諏訪駅に。 

      **続きはその2で**

 

NPOこれからの講演会終了

講演会の様子

2026年5月30日(土)に練馬駅近くのココネリホールで、NPO法人成年後見推進ネットこれからが主催する講演会「障害者と家族が知っておきたい成年後見制度~みんなの『望み』を大切に~」が、講師にNPO法人成年後見ウィルの理事長である阿部由美さんをお迎えして、開催されました。

 「これから」の会員、一般参加者、スタッフとボランティアを含めると145名が参加して、阿部さんのお話に、熱心に耳を傾けました。これだけ多くの方が参加してくださったのは、「これから」の担当者を中心に、スタッフみんなが、阿部さんの話を届けたいと思う障害者関係の事業所や特別支援学校、施設、個人に積極的にチラシを配布し、練馬区報や町内掲示板等でも広報をした成果だと思います。そして、多くの人にとって、今回のテーマが関心のあるものであり、切実な問題なのだろうということを実感しました。

 NPO法人成年後見ウィルは、主に障害者の成年後見を法人として受任しています。また、阿部さんはご自身も知的障害のお子さんの母親でもあるということで、支援する側、そして支援が必要な側、両方の立場で、成年後見制度そのものの解説から、親が障害を持つ子を後見人に託すことの不安、そして、豊富な事例を通して、後見人がいる人の実際の暮らしについても話をしてくださいました。ちょうど今見直しが進んでいる、新しい成年後見制度についての解説もありました。
 最後には、参加者との活発な質疑応答が行われましたが、会場から出た質問を聞くと、まだまだ成年後見制度自体の理解が進んでいないことを感じるとともに、多くの方がご自身やお子さんの将来について真剣に考えて悩んでいらっしゃることが伺えました。
 
 阿部さんはゆっくりと丁寧な語り口で、内容もわかりやすく、終了後に参加者に記入していただいたアンケートからも、好意的な感想を多くいただきました。制度そのものについて、もっと知りたいというご意見がある一方で、後見人が就くと実際にどうなるのか、後見人はどのようなことをするのか、具体的なことを知りたいという要望も多くありました。

 今回の講演会では、昨年に続いて要約筆記と手話通訳を手配し、聞こえ難い方や車いすの方も参加しやすいように、優先席を設けました。また、初の試みとして、設営と撤収をお手伝いいただくボランティアとして、難聴の方と練馬区の地域活動について学んでいる方に声をかけて参加していただきました。大きな会場での講演会だったので、演台や机、椅子の設置と片付けについては、「これから」のスタッフだけではとても対応できないということで、お願いしたのですが、皆さん、積極的に動いてくださって、本当に助かりました。

 時間の管理や講師との事前の打ち合わせ等に課題もありましたが、それを次に活かすとともに、今回の講演会から得たものを、今後の活動につなげていくことができればと考えています。

 

NPOこれからの講演会

講演会チラシ

2026年3月22日(日)

 私が理事長を務める練馬区のNPO法人成年後見推進ネットこれからで、「障害者と家族が知っておきたい成年後見制度」と題した講演会を開催します。講師に西国分寺市で法人として主に知的障害者の法定後見活動をしているNPO法人成年後見ウィルの理事長、阿部由美さんをお迎えして、法人後見の実際とメリット・デメリット等についてお話をしていただく予定です。

 ご興味のある方は、お申し込みください。
 講演会:障害者と家族が知っておきたい成年後見制度
     ~みんなの「望み」を大切に~
 講師 : 阿部由美氏 (NPO法人成年後見ウィル理事長)
 日時 : 2026年5月30日(土) 14:30~16:30

 場所 : 練馬区立区民・産業プラザ(ココネリホール)
 
参加費: 500円(「これから」会員は無料)
 申込み: TEL 090-7819-2581(これから)
      E-mail npokorekara@gmail.com
 締切 : 5月28日(木) 定員:100名 

大倉山ドキュメンタリー映画祭

映画祭のチラシ

横浜市     大倉山記念館

大倉山の夕陽

2026年3月15日(日)              

 毎年この時期に開催される「大倉山ドキュメンタリー映画祭」を今年も観に行ってきました。

 以前、光が丘で上映会をした「さなぎ」の監督である三浦淳子さんが主催者の一人で、そのご縁で都合がつく限り毎年観に行くようになりました。土日の2日間で6~7作品が上映されるのですが、今年は14日(土)のサポーターチケット(土曜日上映されるどの映画も観られるもの)で3作品を観ました。①あなたのおみとり(監督:村上浩康) ②黒川のおんなたち(監督:松原文枝) ③NO 選挙、NO LIFE (監督:前田亜紀) 

 ①は末期癌の父を自宅で看取ることを決めた母と、それを支える周りの人たちの様子を、息子である監督がカメラを通して見つめた作品で、家族でなければ撮れないであろう、人が死に向かう様を記録しながら、介護する母の思いや介護者との関わりも写し出されて、暗くなりそうなテーマだけれど、父の遺言である海洋葬(散骨)の様子は清々しくさえ感じられるものでした。
 上映後のアフタートークで、監督が最初は介護をめぐって母と口論になることもあったけれど、ドキュメンタリー映画にするということで、客観的に状況を見ることができたことが良かったと言っていたのが印象的でした。
 人が亡くなる前には下顎呼吸になるということを聞いていたのですが、それが実際どのような呼吸なのか、この映画にははっきりその様子が映し出されていて、個人的にはそれがとても勉強になりました。

 ②は戦時下に満州へ渡った岐阜県黒川村の満蒙開拓団の女性に起きた「接待」という名の性暴力の実態に迫ったもの。黒川開拓団の人々は、生きて帰るために15人の女性をソ連軍に「接待」という名目で差し出し、助けを求めました。帰国後、女性たちは差別と偏見にさらされて心身ともに深い傷を負ったけれど、その事実は長い間伏せられ、当事者も口を閉ざしていました。でも、戦後70年を過ぎ、女性たちは手をた携えてその事実を語り始め。遺族会の2世たちが碑文というかたちで記録に残す様子が映し出されていました。

 満蒙開拓団について、その背景や実態について知らないことが多く、知るべき歴史や事実がたくさんあることに改めて気づきました。自分の身に起きた忌まわしい出来事を思い出したくないというのが当たりまえだろうと思いますが、それでも、事実をなかったことにはできないし、それを次の世代にも語り継いでいかないといけない、という強い気持ちで語りだした女性。最初は事実を公表したくないと顔を出さなかった女性は、家族に伝わったことにより、孫が「おばあちゃんを誇りに思う」という手紙をくれ、その理解と慈しみの気持ちに頑なな心が溶けたように笑顔が戻ります。
 一度傷つけられた人としての尊厳を回復するのはたやすいことではないけれど、周りの理解や仲間の支えによって少しずつでも穏やかな心を取り戻していく様子を画面を通して観ることができました。そして、戦時下に起きた事実をみんなが少しでも学んで、戦争をしてはいけないという当たり前のことを、心の中に刻んでおくことが大切なのだと、今の世界の情勢を見ても強く思います。

 ③は選挙取材歴25年のフリーライター畠山理仁氏の情熱と苦悩に迫った作品です。候補者全員を取材することを信条に、国政から地方選まで様々な選挙を伝えてきた畠山氏の取材に密着しつつ、睡眠時間も削って、本業の原稿執筆もままならずに困窮し、引退を考えるまで追いつめられる様子が映し出されます。2022年9月の沖縄知事選の取材を最後に引退を考え、取材に臨みますが、そこで出会った熱い想いの候補者や民主主義をあきらめない有権者の姿に、結局今も取材を続けているそうです。
 候補者全員を取材してそれを伝えるという信条がまずすごい。どんな候補の話も聞いて、相手の懐に入っていく様子には、畠山氏の人柄が表れていました。

 畠山氏には『黙殺 報じられない“無頼派独立候補たちの戦い』、『コロナ時代の選挙漫遊記』といった著書があるそうです。読んでみたくなりました。

 いずれの映画にも上映後に監督のアフタートークの時間が設けられていて、映画を撮ることになった動機や撮影の裏話等、興味深い話が語られ、今観たばかりの映画がより面白く感じられました。それもこの映画祭の良いところだと思います。

 3本観てさすがに疲れましたが、帰りがけに駅まで下る坂道の途中で、夕陽がちょうど沈むところに出会い、その横に富士山のシルエットが見えて、癒されました。

 

2025年を振り返る

2026年1月12日(月)

 

 2025年の大みそか、「今年は正月にコロナに感染したことに始まり、身内の不幸や入院・手術等、大変なことが多かったな」と振り返っていたところ、川越の病院から電話が入り、被後見人が急逝されたとの報が。年越しそばの用意をしていたのを途中で放り出して病院へ駆けつけました。すぐに来られる親族はいないということで、当直医の死亡診断に立会い、葬儀社の手配をして病院にお迎えに来てもらい、お見送りをして病院を後にした時にはもう2025年も残り僅か。これも2025年の締めくくりに相応しいというのか・・・。最後の最後まで慌ただしい年となりました。

 

 11月にも被補助人がお亡くなりになったのですが、この方は近しいご親族がいらっしゃらないので、火葬は私1人が立会い、ご遺骨は私の関係先でお預かりしていました。ご親族のお墓が群馬県渋川市のお寺にあることはわかっていたので、12月の後半にお寺の永代供養墓にご遺骨を持って行き、納骨していただきました。

 

 一方で、楽しいこともたくさんありました。孫を含めた娘たち家族と、大阪万博やUSJ、ディズニーランドにも行きました。秋には千葉の一棟貸しの家に3家族が集まって、プールで遊んだり、バーベキューを楽しんだり。高校の同級生女子(おばさん?)6人でもディズニーランドを朝から晩まで遊びつくしました。

 

 仕事やNPO活動も次から次へとやらなくてはいけないことが出てくるような感じがしていますが、一つひとつのことに一生懸命取り組んでいれば、きっとうれしいこともあると信じて、2026年も目の前のことに真摯に向き合っていきたいと思っています。

 

 皆さまにとっても2026年が穏やかで良い1年となりますよう願っています。2026年1月12日(月)

 

 

練馬終活フェスタ2025(2)

2025年10月19日(日)

 10月12日(日)に練馬駅近くのココネリホールで開催された「ねりま終活フェスタ2025」ですが、午後は舞台で中高校生による終活劇「おばあちゃんの話」が披露されました。茨城県鹿嶋市の訪問診療医細井崇弘氏が、訪問診療や延命治療について、多くの人に知ってもらいたい、ということで、地元の清真学園の演劇部に働きかけて、脚本はその時の学生さんが作り、終活劇が誕生したそうです。

 祖母と両親、中学1年生になった女の子の一家が。おばあちゃんの延命治療について決断を迫られるお話ですが、同じ場面を、最初はおばあちゃんが延命治療を望まないという希望を、両親には言わず孫にだけ伝えておくというシチュエーションでした。そうすると、実際に延命治療をどうするかの決断を迫られた時にどうなるか。両親は本人もできるだけ生きたいと思っているだろう、と考えて、医師に治療をしてくださいと伝えます。おばあちゃんの願いを思い出した孫が、希望を伝えても、とり合ってもらえません。孫自身も、どうしておばあちゃんが延命治療を望まないと考えたのかわからなくて、強くは言えませんでした。 

そこで一旦医師の解説が入ります。延命治療を含めた自分の医療や介護についての希望を家族や医療関係者と繰り返し話し合いをする人生会議についての簡単な説明があり、どのようにすると、自分の望む最期が迎えられるのか、見てみましょう、ということで、再度同じ場面から劇が始まります。2回目は、やはりおばあちゃんが延命治療は望まないことを孫にだけ伝えるのですが、孫は、どうしておばあちゃんはそう思うの?みんなで話をしようと語りかけ、家族による人生会議が始まります。そこでおばあちゃんから、自分は家族に迷惑をかけたくない、との想いが伝えられ、みんなでその想いを共有することができたのです。 

そうすると、実際におばあちゃんが最期を迎える時には、家族みんながおばあちゃんの希望を叶える方向で医師にもその想いを伝えて、おばあちゃんは自然のままに穏やかに旅立っていったところで終わりとなりました。最後にも細井医師の解説があり、いわゆる終末期の医療についての事前指示書、というものを書いておくことは大切だけれど、どうして自分がそのように希望するのか、そこにはどんな想いがあるのか、ということが遺される人に伝わるように、話しをすることが大切で、そこに人生会議の意味があります。と話されました。

字で書くとありふれた、中身の薄い話のように感じるかもしれませんが、実際に演劇としてその場面を目撃(?)すると、伝わってくるものがありましたし、細井先生のお話には、なるほどと納得させられました。

 昨年行われた、練馬区の「私の生き方ノート」記入支援セミナーは、今年も開催される予定です。「NPO法人成年後見推進ネットこれから」も講師を務めることになると思いますので、今回の「終活フェスタ」は、自分が講師を務める際の参考になりました。

 ねりま終活フェスタ2025(1)

第5回 ねりま終活フェスタのチラシ

0251012日(日)

 本日、練馬駅すぐの練馬区立 区民・産業プラザのココネリ・ホールで開催された「ねりま終活フェスタ」を見に行ってきました。

 私の所属するNPOは参加していませんが、区内で終活関係の活動をしている「NPO法人楽膳倶楽部」、後見活動をしている「NPO法人のぞみ会」を中心とした「練馬終活協働チーム」が企画運営し、練馬区が後援。「練馬区社会福祉協議会権利擁護センターほっとサポートねりま」、地域包括支援センター、区内の葬儀会社、有料老人ホーム紹介会社等がブースを出して、来場者の相談を受けたり、舞台上では、午前中に杉並区で訪問診療をしている結クリニック院長清水裕智先生による『自分の最期をイメージして、どう生きるかを決める』と題した講演、午後は茨城県鹿嶋市から来た清真学園演劇部の生徒さんによる終活劇『おばあちゃんの話』が医師の細井崇弘先生の解説を交えて披露されました。講演と舞台を観た感想です

 結クリニックの清水医師は、元々病院で消化器外科医として患者さんと接し、その後病院の訪問診療科を経て、家に帰ると元気になる患者さんを多く見てきたことから、ご自身で訪問診療のクリニックを開業されたという経歴をお持ちです。

 清水医師によると、自分の最期の時間を住み慣れた家で過ごしたいと思う人は多いけれど、それができることを高齢者ご本人も、その子ども世代を中心とする家族も知らないので、仕方なく病状が悪くなると病院へという流れになっていると話されました。また、参加者に、老いや病気を敵とみなして、少しでも心配なことがあると病院へ行き、検査をして、薬をもらわないと不安になるような生活と、病院にも行かず、自分の好きなことをして毎日楽しんで暮らすのと、どちらがいいですか?と問いかけられ、病気を敵とみなす人は、最期はその敵に滅ぼされます。片や老いや病気を受け入れて、上手に付き合っていける人は、最期も穏やかに逝くことができます。極端な例ではあるけれど、経験上そういう場合が多いですとも言われました。ただ、病気を敵とみなす人の方が一般的で、自分の好きに生きる人は、特に高齢になると、自分勝手、頑固とも言えるでしょうとの発言には、妙に納得してしまいました。

 また、薬について、高齢の方はたくさんの薬を飲んでいる場合が多いけれど、ほとんどは飲まないほうが元気になります、と断言されたことは衝撃でした。個人的には薬はできるだけ飲みたくないと思っていますが、現役の医師がはっきり公の場でそのような発言をされたことにびっくり!ただ、処方された薬は勝手に止めるのはダメですよ、とは言われていましたが。

 そして、最も共感できた言葉は、自分の人生は自分で責任をもってください、というものでした。誰のものでもない自分の人生、自分勝手と言われようと、最終段階ぐらいは自分の思うように過ごして、自分で責任をとれるようでありたいと、あらためて感じた講演でした。

清水先生の率直なお話は、とても胸に沁みるものでした。ありがとうございました。

 

「終活」に思う ~オレンジカフェアリス広報誌への投稿エッセイ~

 2025年9月14日(日)

 最近「終活」という言葉を聞くことが多くなりました。「終活」とは簡単に言うと、自分の最期の時のために事前に準備しておくことです。以前は「死」について考えることは「縁起でもない」と言われてタブー視されていましたが、今ではメディアでも様々な例や取組みが取り上げられるようになり、「終活」は、積極的に自分の死について考え、準備しておく、そうすることによって、生きている今、そしてこれからをより良いものにしよう、という積極的な意味を持つようになりました。

「終活」とひと言で言っても、具体的にどのようなことがあるのでしょうか?すぐに頭に浮かぶこととしては、①家財整理、②財産に関すること(遺言書の作成等)、③介護や医療の希望、④葬儀やお墓のこと、⑤思い出や写真の整理等、考えると結構やらなくてはいけないことがありそうです。

色々な準備を全部やろうとすると、途中で息切れして、結局進まなくなってしまうので、まず自分の現状を把握することが第一歩ではないかと思っています。自分の持っている物(どこの金融機関にどれだけお金があるのか、不動産はあるのか、保険がどうなっているのか等)と自分の気持ち(この先どこで暮らしたいのか、介護が必要になったら誰に面倒を見てもらいたいのか、延命治療はどうするのか等)の両面から自分のことを把握することによって、今後の生活設計も立てやすくなるでしょうし、まずどこから手をつけたらいいのかもはっきりするかもしれません。

そのような自分の現状把握に役立つものとして、いわゆる「エンディングノート」があります。練馬区でも昨年秋に「私の生き方ノート」というものを無料で区民に配布するようになりました。こういったものを活用して、自分の現状や希望を書き留めておく、そして、それを家族や周りの人に伝えておく、それが大事だと思います。

個人的には、自分の万が一の場合の延命治療の希望については、早目に考えて、望まないのであれば、『回復の見込みがない場合は、心臓マッサージや人工呼吸器といった延命のための治療はしないでほしい』といったことを周りの人に伝えて、書面にも書いておく、それはまずやっておくと良いと思います。今は元気でも、いつ急に脳梗塞や心臓の疾患で倒れるかもしれないですし、事故に遭って意識不明になることだって、ないとは言えません。そんな場合に自分の希望が伝わっていないと、病院に運ばれて、望んでいない延命治療をされることになるかもしれません。いざという時に、自分で意思を表明できなくなったら、代わりに自分のことを決めてくれる人を選んでおくことも重要です。そして、その人には自分の気持ちや希望を予め伝えておくと良いでしょう。

「終活」は、もしもの時に備えるという意味で、「防災」にも似ているように感じます。ただ、災害はやってくるかどうかわからないけれど、人生には必ず終わりが訪れます。小説でも、途中は面白かったのに結末が何だかなぁ・・・とすっきりしないことはありませんか?自分の人生という物語の終わり方については、死ぬまで考え続けないといけないのかなと思ったりするこの頃です。

我家のクリスマス
 

ブッシュドノエル風ケーキ

2025年1月4日(土)                 

 我家のクリスマスは、毎年決まったメニューがあります。鶏の骨付きモモ肉のロースト、コーンスープ、サラダ(どんなサラダになるかはその時によって違います)。そして、クリスマスケーキはマリービスケットの間に生クリームを挟んで重ねたブッシュドノエル風簡単ケーキ。ある時からずっとこれを作っているので、このところクリスマスケーキは買ったことがありません。子ども達もこのケーキが好きで、家を出た今でも、クリスマスに帰ってくることがあると、このケーキを食べたいと言います。何とも安上がりな家族です。

行政や地域とのつながり

2024年7月13日(土)

 このところ公的な会議の委員として参加することが増えました。練馬区の関係では、以前のブログにも書いた練馬区地域福祉計画検討委員会の権利擁護部会員は今年度も拝命して続けることになりました。また、練馬区がこれから作ろうとしている「エンディングノート」の作成委員会にも、NPO法人成年後見推進ネットこれからの理事長として、事務局長と一緒に参加しています。こちらは区としてエンディングノートを作成する際の参考意見を述べるもので、会議は2回だけ開催され、他の地域団体や練馬区社会福祉協議会の権利擁護センターもメンバーに入っています。
 
また、練馬区社会福祉協議会の権利擁護センター運営委員会には今年度から参加させていただくことになりました。

上記はいずれもNPO法人成年後見推進ネットこれからの理事長としての立場ですが、このほかにぱあとなあ東京会員の社会福祉士としては、練馬区社会福祉協議会権利擁護センターが主催する、成年後見についての検討支援会議に、他の社会福祉士と交代で、弁護士、司法書士の先生方と並んでアドバイザーとして参加しています。 

 NPOとしては、これまで練馬区で成年後見を中心とした活動を地道に続けてきたことで、行政や社協とも信頼関係を築けた結果なのだろうと思います。会議等には理事長としてNPOを代表して参加していますが、事務局スタッフ一人ひとりが、それぞれの役割を果たして、「これから」の日頃の活動を支えてくれているからこそ得られた信頼だと思っています。

色々な会議に参加するたびに、自分の考えの及ばないところに他の参加者が気付いたり、深い考えをお持ちであることに感心するばかりで、自分のふがいなさに情けなくなります。それでも、自分の求められる役割を果たせるように、これからも考え続けたいと思っています。

追悼 大切な友人

事務所開所10周年に頂いた胡蝶蘭  園芸担当者の手により毎年花をつけます

2022年の誕生日に届いた花束と

2023年の誕生日

 2024年4月7日(日)

 昨年の5月にある男性が亡くなりました。私にとって友人というのも変な感じがする、不思議な関係のSさんは、色々なことを私に伝え、多くの物を残してくださいました。

 最初の出会いは私が社会福祉士の資格を取るための勉強をしている時、ボランティアで参加したある自治体の社会福祉協議会のお出かけイベントでした。そこに脳血管性認知症で車いすを利用しているお母様と一緒に参加していたのがSさん。タクシーを使った八景島シーパラダイスへのお出かけで、各家族に1名ボランティアが同行してお手伝いをすることになっていたのですが、まだ福祉の勉強途中で、ましてや介護の理論も技術も持ち合わせていない私は、車いすの操作も良くわからず、ただ、お母様を介助するSさんを見ていることしかできませんでした。何のために同行したのだろう、もっと何かできなかったのかなと、お出かけが終わってからもモヤモヤした気持ちが続いたので、そんな率直な気持ちをお手紙に書いて、Sさんに送ることにしました。
 すると、Sさんから「一度うちに遊びにいらっしゃい」とお誘いをいただき、ご自宅に伺ったのがSさんとのお付き合いの始まりになるのでしょうか。お話を伺うと、お父様は何年か前に亡くなり、一軒家のご自宅でお母様を一人で介護しているそうで、もちろんヘルパーさんは入っているけれど、デイサービスには行っておらず、介護についても一人で色々と研究してしっかりした考えを持ってやっていることが感じられました。
   その後は1年に1,2回お家に遊びに行くほかに、クリスマスにカードやちょっとしたプレゼントを贈り合ったり、誕生日にメールのやり取りをしたりということが続きました。遊びに行った時に教えてもらったのが、近くのケーキ屋さんで作っているという「タルトタタン」。Sさんはそれをお母様と「タッタラタン」と言い合って、3人で楽しく美味しく食べました。この「タッタラタン」の例のように、Sさんはとてもユーモアがあって、誕生日プレゼントは前後6か月いつでも受付中とメールに書いてあったり、そのやり取りはとてもほっこりするものでした。私の行政書士開業10周年に蘭を送ってくださったのもSさんです。

 何年かそのような時間が流れた後、お母様の具合が悪くなり、結局病院で亡くなられました。亡くなる少し前に病院にお見舞いに行くことができ、ご葬儀にも参列させていただきました。

 その後も思い出したように遊びに行っていましたが、ある時「しばらく冬眠するので連絡できなくなります」とのメールが。私はあまり深く考えもしないでいましたが、何か月後かに連絡が来た時には、癌になって入院治療していたとのこと。家に戻られてからも抗がん剤治療を続けていらしたようですが、なかなか合う薬がなく、色々と試しているとお聞きしました。

 その後も年1回程度お会いして近況報告し合うような感じでしたが、お亡くなりになる半年前位に、ご自宅近くの病院に仕事で行く用事ができたので、お会いできないかと連絡したところ、わざわざ病院まで迎えに来てくださって、ご自宅でお話ししたのが最後になってしまいました。ご病気のことも詳しいことは知りませんでしたし、よく考えたらご本人のこともほとんど何も知らないまま来てしまいました。
 私の誕生日には、ここ何年か花束を送ってくださって、お亡くなりになった年(2023年)の私の誕生日にも素敵なバラの花束が届きました。

 そして5月のある日、突然Sさんの訪問看護師さんから電話が。「Sさんが危ない状態です。やっと連絡してもいいとご本人がおっしゃったので、電話しました」との言葉に、しばらく状況が呑み込めないでいましたが、これは早く行った方がいい!と、入っていた約束を調整してご自宅に駆けつけたのですが、本当にちょっとの差で最期には間に合いませんでした。聞いたところによると、その前にも入院していたけれど、ご本人の希望でご自宅に帰ってきたところだったそうです。ご本人もこんなに早く逝ってしまうとは思っていなかったようで、これからまだやりたいこと、やらなくてはいけないと考えていたことがあったのだろうと思うと残念でなりません。 

 Sさんはご両親が既にお亡くなりになっているので、親族はご兄弟お一人だけですが、日頃からあまり関係が良くなかったうえに、そのご兄弟も体調が悪く、火葬、埋葬はお付き合いのあったお仲間が中心となって取り仕切ってくださり、私も立ち会わせていただきました。ご本人が亡くなってから初めてお会いした方ばかりでしたが、皆さん温かく輪の中に加えてくださって、私が知らなかったSさんの若い頃のお話なども聞かせていただきました。

 『ご縁』というのは本当に不思議なものだと思います。ちょっとしたきっかけで知り合ったSさん。私がお手紙を出さなければ、その後のお付き合いは無かったでしょうし、Sさんの生き方や考え方から色々と学ぶこともできなかったと思います。何よりユーモアの大切さを教えていただきました。これからも、気になることは自分なりに納得いくまでやって、色々なご縁を大切に、そしてユーモアを忘れずに生きたいと思います。

  このブログはずっと書きたかったのですが、うまくまとめられなくて、今頃公開することになりました。それでも思うようにまとまらず長文になってしまいました( ;∀;)。

もうすぐSさんの1周忌になります。感謝を込めて。

 

講演会「最期まで自分らしく生きる ~在宅医療の可能性と事前指示書の重要性~」 その2

2023年7月25日(火)

 NPO法人成年後見推進ネットこれからが主催した上記の講演会は、7月2日(日)10時~12時 石神井公園区民交流センターで開催されました。講師はその1でお願いすることになった経緯を記した高林克日己先生です。

 当日は日曜日の午前中、暑い中にもかかわらず100名を超す方にご参加いただきました、在宅医療や事前指示書について、あらためて皆さんの関心の高さを実感したところです。

 講演の前半は、日本の人口推移や今後の人口構成予測といった統計的な資料を示して、このままいくと少子高齢化がどんどん御加速して、老々介護や孤独死が増え、病院も満床で医療崩壊が起こることが予想されるので、救命第一という今までの医療に対する考え方を大きく変えなければ未来はないという話をされ、在宅医療へのシフトを提唱されました。高林先生曰く、医療資源や医療費の問題だけではなく、在宅医療がご本人にとって幸せだから勧めるのです、とのこと。在宅医療を受けながら自宅で過ごす患者さんの、穏やかな表情や素敵な笑顔の画像を披露してくださいました。

 後半は、人間の終末期にはどのようなことが起こるか、延命治療にはどのようなものがあり、自分の終末期の希望を書いておく事前指示書がないとどうなるのかというお話があり、事前指示書の重要性を説明されました。参加者にお配りした資料には、高林先生が提案される事前指示書も付けておきました。

 そして最後には、患者さんたちを連れて欧州旅行をした時(今までに21回も行かれているそうです!)の画像を映して、いきがいがあると人生は楽しく生きられることを強調され、「皆さんも楽しく生き抜きましょう」と締めくくられました。

 終了後に回収したアンケートには83名の方から回答をいただき、「このようなお話が聞きたかった」とか「帰ったら早速事前指示書を書こうと思います」といった声が多く見られました。

 お忙しい中で練馬にお越しくださって、貴重なお話をしていただいた高林先生には感謝の気持ちでいっぱいです。私は講演会の時に初めてお会いしたのですが、とても素敵な方で、もっと色々とお話を伺いたいと思いました。

 

↑ 講演会の様子   ↓ 高林先生

NPO「これから」の講演会
「最期まで自分らしく生きる ~在宅医療の可能性と事前指示書の重要性~」 その1

2023年7月18日(火)

 NPO法人成年後見推進ネットこれからの今年度のメインイベントである講演会が、7月2日(日)午前中に石神井公園区民交流センターで開催されました。
 講師には「高齢者終末医療 最良の選択」の著者であり、松戸市の医療法人社団鼎会 三和病院顧問である医師の高林克日己氏をお迎えして、100名を超える参加者の皆さまが熱心に耳を傾けてくださいました。

 当日参加者にお配りした資料に、理事長としてのご挨拶文をつけたのですが、そこから抜粋したものを載せたいと思います。

 『…本日の講師である高林先生は、現在は松戸市の三和病院にお勤めで、ご自身が在宅医療にも関わって、地域に根差した医療を実践されているお医者様です。そのような高林先生を講師としてお迎えすることになった経緯を、ここで少しお伝えしたいと思います。
 私はNPOの活動を通して、また個人的にも成年後見人の活動を通して、支援している方の医療や看取りにも関わることが多く、また自分の家族や自分自身も最後の時をどうしたら自分らしく穏やかに過すことができるのか、いわゆる終末期の医療や介護の在り方について関心を持つようになりました。そんな時に出会ったのが高林克日己先生が書かれた『高齢者終末医療 最良の選択 ~その基礎知識と生き方のヒント~』(2016年 扶桑社)という本でした。それだけであれば、そのような書籍を出版されるようなお医者様、しかも千葉の病院の先生にご講演をお願いしようとは思わないのですが、そこに不思議なご縁がありました。
 後日、私の卒業した高校の同窓会誌を読んでいたところ、同窓会の記念講演で、卒業生であるお医者様が「最期まで自分らしく生きる」というタイトルでお話された内容をまとめたものが掲載されていました。そのご講演をされたのが高林先生だったのです。
 珍しいお名前なのできがつきましたが、そうでなければそのままになっていたかもしれません。そこにもご縁を感じてしまった私は、ぜひ「これから」の講演会でもお話をしていただきたいと熱望し、単に同じ高校の卒業生であるというだけの伝手を使って、厚かましくも先生にお手紙を書き、病院宛に講演の依頼書をお送りしました。
 ダメで元々の気持ちでしたが、直ぐにメールでおのお返事を頂戴し、しかも講演についても「いいですよ」と快諾していただきました。この時は、本当に「願いは通じるのだな」と感激したことを覚えています。それが2019年の秋ごろのこと。その後、新型コロナウィルスの感染拡大が顕著になり、せっかくの高林先生の講演会も残念ながら中止の判断をせざるを得なくなりました。
 それから2年たった2022年の秋。コロナの感染も少しずつ収まり、大勢の人が集まるイベントも開催可能になったのを機に、あらためて高林先生にご講演をお願いしたところ、今回も快くお引き受けいただいて、ようやく本日を迎えることができました。

 先生の今回のご講演のテーマは、私ども「これから」としても、個人としてもじっくり考えなくてはいけないこと、そして悩みつづけなくてはいけない大事なことだと思っていますので、本日は皆さまと一緒に学ばせていただきたいと考えております。
 そして、参加してくださった皆さまにとっても本日の講演が、ご自身やご家族、支援する方々のこれからを考えるうえでの一助となることを願いつつ、ご挨拶とさせていただきます。2023年7月2日』

オレンジカフェアリスと関根奈々さんのコラボ展

2023年5月31日(水)

 光が丘のNPOむすびでやっているオレンジカフェアリスは、5/12-14の3日間、練馬駅すぐの練馬区立区民・産業プラザ(ココネリ)にある産業イベントコーナーにおいて、関根奈々さんとのコラボ展を開催しました。

 奈々さんは知的障害がありますが、独特のイラスト的な絵を描いて、展覧会で入賞したこともあります。その奈々さんの作品の展示と、関連グッズの販売をする一方、アリスに参加している方が作った作品の展示・販売や、水引アクセサリーのワークショップも行いました。
 中には95歳の方が丁寧に作って袋物もあり、93歳の方はお得意の布草履をコツコツ作って出品してくださいました。亡くなった奥様の絵を出してくださった方もいて、会場に花を添えてくださいました。
 当日はアリスの参加者が交代で受付や販売員を務めながら、自分たちも楽しみました。スタッフも含めると1日平均100人以上の来場者があり、初めての試みとしては良かったのではないかと思います。

 今回の企画は、アリスのリーダーが関根奈々さんのお母様と知り合いだったというご縁で、アリスとして奈々さんを応援したいという気持ちから企画されたものですが、アリスは高齢の方だけでなく、障害のある方も子どもたちも、誰もが安心して生活できる地域を目指す、インクルーシブな活動をしていることを発信する機会にもなったと思います。

 また、コラボ展を訪れてくださった福祉事務所の所長さんに、アリスで福祉事務所についてお話をしていただけないかと直談判(?)したところ、週明けすぐにご連絡をいただき、高齢者支援課かの方がアリスを見学に来てくださいました。また、コラボ展の隣のホールで「看護の日」というイベントをやっていたのを覗いてみた際には、地域の在宅看護の事業所さんにもアリスでのお話をお願いしたところ、こちらもすぐに連絡をいただき、近いうちにアリスに来てくださることになりました。これにはこちらからお願いしてみたものの、その反応の速さにこちらのほうがびっくりしてしまいました。なんとありがたいことでしょう!

 

コラボ展の隣に朝ドラ「らんまん」の主人公のモデルとなった牧野富太郎博士がいたので、一緒にパチリ!

終末期の医療・介護に関する意思表明について

2017年10月29日(日)

 終末期の医療や介護については、本人が元気で自分の意思が表明できるうちに、家族なり支援者がきちんと本人の意思を確認して、できれば文書や記録に残しておくことが大事だと強く感じることが多くあります。

 グループホームで生活していたある被後見人の場合、命にかかわる重い病気の疑いがあったのですが、大きな病院で検査して治療を受けるか、そのまま看取りまでそこで生活し続けるか、判断が求められる状況になりました。それでも医療的な判断をする親族がいなかったので、複数の支援者が本人の意思を確認したところ、無用な延命措置はしてほしくないということを述べられたので、それに沿って情報共有しながら対応することになり、施設で最期まで過ごして穏やかに旅立たれました。 成年後見人等には今のところ医療同意をする権限はありませんので、これが現実的な方法なのかなと思います。

 ただ、この方の場合は本人がなんとか自分の意思を表明できるだけの判断能力と身体状況だったので確認できましたが、急に倒れて意識不明となったり、自分の意思を表明する力が無くなってしまったような場合、医療的な判断をする親族がいない方はどうなるのでしょう。救急車を呼んで病院に運ばれれば、そこでは心臓マッサージや気管切開といった救命措置が行われ、その結果回復して自宅や施設に戻れるぐらいの状況になれば幸せですが、そのまま回復しなくても、人工呼吸器に繋がれたり、鼻からのチューブや胃ろうによる栄養補給といった延命措置がされることになります。たとえそれが本人の意に添わないことだったとしても、本人の意思を確認できなくなってしまった以上は、医療者は本人の命を救って生きながらえさせることが使命です。

 成年後見人等、本人の支援者としては、本人が元気なうちに、複数の人間で、いざという場合にどうしたいかという希望を確認して、書面に残しておくことが大事だと考えます。

 また家族の間でも、親御さんとはできるだけ元気なうちに、いざというときにどうしたいか、延命措置をしてほしいか、最期はどこで迎えたいかといったことを話し合って、希望を聞いておくことが大切です。何らかの形で記録に残しておくとより確実ですね。 時には親の療養や介護について、兄弟姉妹の間でも意見が食い違うことがあります。ずっと近くで親の面倒を見てきて、親が余計な延命を望んでいないことを知っている娘が、緊急時に医師に余計な治療はしないで静かに見送りたいと伝えても、遠くから急にやってきた兄弟が「なんで救命措置をしないんだ、何としても生かしてほしい」と口を挟んだために、親御さんは人工呼吸器をつけられ苦しいまま何カ月も過ごすことになり、結局そのまま亡くなった、などということは少なくありません。

 そんな場合でも、本人が自分の終末期についての希望を書いて署名押印した文書があれば、これが本人の意思ですということで、兄弟や医師を説得しやすいのではないでしょうか。

 親御さんだけでなく、自分自身についてもいつ何が起きるかは誰にもわかりません。いざというときのために、まずは自分の介護や療養についてどうしたいのか、自分でよく考えて、それをきちんと文書として残しておくと、家族や周りの人にとっても助かることでしょう。

 それをもっときちんとした形で文書に残すものとして、費用はかかりますが、公正証書で「尊厳死の宣言書」を作るという方法もあります。

ケアマネさんに向けた成年後見制度についての講演

2017年8月20日(日) 

 先日、縁あって練馬区高齢者相談センターの中村橋支所で開催している『中村橋ケアマネ会』という管轄内のケアマネージャーの集まりで、『成年後見制度を知ろう! 〜利用促進の橋渡しに〜』というタイトルでお話をさせていただきました。

 一般の方とは違って、ケアマネージャーは制度についてはある程度ご存じということと、いただいた時間も1時間弱ということだったので、実務的なことを中心に、私が担当している方の事例もいくつかお話するという形にしました。

 特に強調したのは、『権利擁護』の視点を大事にして、ご本人が安心して暮らせないような状況があれば、成年後見制度を利用することによってそれが解決できないか考えていただきたいということ。ご本人から信頼されているケアマネージャーだからこそ、制度利用に踏み出す後押しをしてほしいということ。そして、何か問題があった場合には、早めに高齢者相談センター(地域包括支援センター)に相談してほしいということでした。

 また、成年後見制度を利用することによるデメリットもあるということも、後になってから「こんなはずではなかった」ということにならないように、きちんと知っておいていただきたいと思い、お伝えしたつもりです。 例えば、事前にいただいた質問に、ご夫婦両方に後見人等が就いた場合に、夫婦の財産を併せることは可能ですか、というものがあったのですが、夫婦にしろ親子にしろ、後見制度を利用すると、本人の財産をたとえ家族であれ、他の人のために支出することは基本的に難しくなります。親から子への贈与や貸し付けといったこともできなくなります。ただ、一緒に生活しているご夫婦のような場合は、光熱費や食費といった生活費を按分して支払うことは可能です。ご本人の環境や制度利用に至った経緯等の事情は個々に皆違うので、各々の場合によって臨機応変な対応もできますし、そのような対応が求められます。

 また、皆さんが気になることとして、費用についても質問が出ましたが、後見報酬は東京家裁の場合は基準が決まっているので、ご本人の財産によって変わってきますが、基本は2万円/月程度となっています。申し立てにかかる費用も、鑑定がなければ印紙代や切手代、登記費用等として1万5000円もあればすみますし、その費用も、審判がおりると、ご本人のところから支払って構わないということになっています。(戸籍や診断書の手数料等は申立人の負担です)。

 講演後のアンケートでは、おおむね好評価をいただき、ほっとすると同時に、ケアマネージャーとして制度自体についての話を聴く機会はあっても、実際の後見人の活動や、申立てに至るまでのところ、どのように制度につなげたらよいのか、といったことについては、なかなか知っていただく機会がないのだなと感じました。

 今回お話させていただくにあたって、ケアマネージャーが成年後見制度の利用について、どのようなことに困っているのか等自分なりに調べたり、資料を集めたりすることによって、私自身が新しい視点で後見制度を考えるよい機会になりました。このような機会をいただいた中村橋支所の皆様にはとても感謝しております。

 毎度のことながら、反省点がいっぱいの拙いお話でしたが、今後も色々な立場から成年後見制度について考えていきたいと感じた講演となりました。

屋久島への旅(2)

2017年7月17日(月祝)

 今回の屋久島の旅は6月に大菩薩峠に行った時と同じ「Yamakara」というツアーでした。さすがに今回は寝袋とマットはレンタルして屋久島で受け取り、帰りも屋久島の温泉で返却ということで、とても助かりました。他の荷物はリュックに詰めて背負って行きましたが、普通の旅行の恰好で身軽に行って、現地でレンタルできるものはしてトレッキングの準備をして歩き、帰りもまた身軽にということも可能だなと思います。 ツアーで一緒だったメンバーは15人程度で、年齢も住んでいるところも様々。もう一組母娘で参加している方がいたのですが、娘さんの20歳の記念にというお話でした。福島からいらしたという60代のご夫婦は初日の途中で奥様がみんなのペースについていかれなくなってしまいましたが、ガイドさんがひとり付きっきりで奥様の荷物も背負ってゆっくり歩き、暗くなってから無事山小屋に到着したということもありました。

 二日目はトロッコ軌道を延々と歩き、無事荒川登山口に出ることができました。そこから「まんてん」という日帰り温泉に寄って汗を流し、高速船の港で皆さんとお別れしました。

 屋久島は1年を通して雨が多いと聞いていたし、ましてや梅雨時なので、雨は覚悟で準備していましたが、前日まで降っていた雨が私たちが行った2日間は全く降らず、とても良いお天気。これも日頃の行いが良いから(?)と1人で勝手に納得していました。戻ってしばらくすると台風3号による豪雨で九州北部に被害があったので、ちょうどよい時に行けたのだなとつくづく思いました。

 鹿児島市に戻ってからは、今年5月にご主人の転勤で鹿児島市内に引っ越したばかりの知人が会いましょうと言ってくれたので、飛行機の時間まで、娘も一緒にお茶をしておしゃべりに花が咲き、しばしの再会を楽しみました。鹿児島で有名な「しろくま」というかき氷のような甘味があるのですが、そのハーフサイズがあって、「白こぐま」という可愛い名前だったので思わず注文。美味しくいただきました。そしてお土産にさつま揚げもしっかり買いました。

 今回の屋久島ツアー、飛行機に乗るのも病気をしてから初めてでしたし、長距離を歩いて山小屋泊というのも今の体力で大丈夫かと不安は色々ありました。それでも、逆に行くなら今しかないかなという想いと、娘が一緒ということで、何かあっても何とかなるだろうという気持ちで思い切って行くことにしました。準備の段階では、大きなリュックにパッキングするのも久しぶりで、結構時間がかかったので、もっと手早くできないとなぁ、なんて思いました。

 お陰さまで飛行機でも頭痛が酷くなることもなく、無事鹿児島まで往復することができました。もっとも国内なので、あっという間でしたが…。山歩きに関しては、さすがに1日目でふくらはぎが痛くなり、足はボロボロでしたが、なんとかガイドさんやツアーメンバーの皆さんのおかげで歩ききることができました。そのうえ、もともと汗かきなのですが、歩いているときも1人汗だくで、川に落ちたのじゃないかと思われるぐらい髪の毛びっしょり。恥ずかしい限りでした。それでも、屋久島の自然の造形や植物、動物に会い、おいしい水を飲み、満点の星を眺めてとても幸せな気持ちになることができました。歩いている間は必死で頭の痛みも忘れるぐらいだった気がします。

 今回思い切って屋久島まで行って、本当に良かったと思っています。ツアーに関わったガイドさんたち、ツアーのメンバー、一緒に行ってくれた娘、皆さんのおかげです。ありがとうございました!

 屋久島で得たパワー(?)でこの夏を乗り切れたらいいな。

屋久島への旅(1)

7月16日(日)

 出掛けた話題が続いてしまいます。

 6月30日(金)の夜からは長女と屋久島へ行って来ました。長女が行きたいと言っていたのに乗っかって、では一緒に!ということで実現しました。金曜日の夕方に飛行機で鹿児島市に到着し、一晩市内のビジネスホテルに宿泊。翌朝高速船で屋久島へ渡りました。

 ←行きの飛行機から見えた富士山。
  雲海から顔を出し、頂にも雲をまとう姿はなんだか幻想的でした

 1日目は白谷雲水峡ー苔むす森ートロッコ軌道ーウィルソン株ー縄文杉とひたすら歩きです。現地ガイドさんが付いてくれたので、色々と説明を聞きながら歩いていたら、野生の猿の一団やシカが普通に通り過ぎるところに遭遇。  

 これはウィルソン株から見える自然のハート 

 最後のほうはさすがに足が痛くなりましたが、なんとか頑張って樹齢7200年ともいわれる縄文杉に到着しました。

ガイドさんが持ってきて置いたものです。今は近くまで行かれなくなっていますが、それでもその姿には威厳がありました。ちなみに手前にいる『こだま』(もののけ姫に登場する木の精霊)はガイドさんが持ってきて置いたものです。

 ここからはあと少し頑張って高塚小屋という避難小屋に到着。そこがこの日の宿泊場所です。

 避難小屋というだけあって、本当に板張りの小屋があるだけで、そこにマットと寝袋をしいて寝ることになります。久しぶりにこんな本格的な小屋に泊まることになり、なんだか学生時代の山行を思い出しました。

 夕食はガイドさんが運んでくれた鹿肉の炒め物、あごだしの効いたうどん、ガイドさんが自分で海で取ったというとこぶしまでついて、満点の星空の下、美味しくいただきました。

 

 次の日の朝は5時に小屋を出発、もう一度朝焼けの中の縄文杉を眺めて元来た道をしばらく戻り、後はひたすらトロッコ軌道を歩くコースです。昨日頑張ったおかげでふくらはぎが張って痛かった私は、ただでさえ少しフラフラしているのに、下り道ではさらに危なっかしかったらしく、すぐ後ろにガイドさんが付いて見守ってくれました。危ないところでは後ろから差し出してもらったポールに捕まらせてもらいながら、なんとか歩き通すことができました。

大菩薩峠

2017年7月16日(日)

 もう1か月以上前になってしまいますが、6月14日に、よく一緒にハイキングに行く行政書士のお仲間二人と、「YAMAKARA」というバスツアーに乗っかって大菩薩峠まで行って来ました。「YAMAKARA」というのはフィールド&マウンテンという山道具のレンタル屋さんが企画するツアーで、最大の特徴が、山行に必要な道具を無料でレンタルできるというところです。私は今回は何も借りませんでしたが、リュックやポール、登山靴まで借りられて、身軽に参加できるのはとってもいいなと思いました。

 お天気もよかったのですが、晴れていれば見えるはずの富士山の姿は、残念ながら目にすることはできませんでした。

ガイドさんがついてくれるので、安心して歩くことができました。同行のお仲間がひとり、途中で足がつってしばらく動けなくなるというアクシデントもありましたが、ガイドさんの持っていた漢方薬を飲んで、なんとか最後まで皆さんと一緒に降りてくることができました。

大菩薩看板(加工済).jpg

 山頂近くで持参したおにぎりを食べたのですが、ガイドさんがバーナーとワッフルメーカーを持参して、お餅をワッフルメーカーに挟んで焼いたもの(モッフルというのでしょうか?)にきな粉、あんこ、黒蜜まで付けてふるまってくれました。

おいしいコーヒー付きで、山で食べる食事は最高です。

大菩薩の玲子(加工済).jpg

 山を降りてからはバスにしばらく揺られて、日帰り温泉に寄り、疲れを癒してさっぱりしたところで水分補給をして、またバスに乗って新宿に到着したのでした。

  実は今年は同じ「YAMAKARA」のツアーで、同じメンバーで富士山に挑戦する予定です。

遺言書の書き方 『これから塾』にて

2017年4月18日(火)

 毎月第一火曜日の午後に街かどケアカフェこぶしで開催している「これから塾」ですが、第10回目となる4月4日(火)は私がこれからのスタッフとして『遺言書の書き方』についてお話しさせていただきました。

 聞きに来てくださったのは一般の高齢の方が多かったので、遺言書の主な種類と書き方のポイント、遺言書を作ることをお勧めする場合等を中心に、最後には私が実際に経験した、遺言書を作っておけばよかったという事例についてお話ししました。

 今回も反省点はたくさんありましたが、わかりやすかったとの感想もいただいたので、この経験を次に活かしていきたいと思います。

 なお、「成年後見推進ネットこれから」のホームページに今回の「これから塾」についてのブログが載っていますので、そちらもご参照ください。

http://www.sactown.jp/happy/smile/korekara/od010050/view/Vj44Dm23/13918710

2017年 新年のご挨拶

2017年1月9日(月)

 遅ればせながら新年のご挨拶を申し上げます。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 

 旧年中は成年後見活動を中心に、相続、遺言から許可についてのご相談を受けた1年でした。新しく高齢男性の後見人を受任したことが大きな変化です。今お手伝いさせていただいている方々は皆さん無事新年を迎えられて、ほっとしています。

 自身の体調については、ちょこちょことした不具合はありましたが、大きな悪化や再発はなく、無事1年間過ごせたことに感謝です。 

 今年は少しでも人間として成長できるよう、積極的に人とかかわることを目標にして、何事にも興味と好奇心をもって取り組むようにしたいと思います。そして、表現力、発信力を高める努力をしなくてはと考えています。まるで子どもの目標のようでお恥ずかしいのですが、いくつになっても自分の心がけ次第で成長できるものだと信じています。小さな一歩でも少しずつ前に進みたいものです。
 相続関係や成年後見についての法改正や運用等の動向にも注意していかなくてはと、あらためて肝に銘じました。 

 頭の痛みや痺れとの付き合い方にもだいぶ慣れてきましたので、自分の体の声をよく聞きながら、体力や筋力のアップにも取り組みたいと思っています。

 そして、今年こそ目指せ富士山頂! 

アリスのクリスマス

2016.12.31(土)

アリスのクリスマスケーキ(縮小).jpg
ChristmasTree.jpg

 光が丘の介護事業所「NPOむすび」で毎週月曜日の午前中に開かれている「オレンジカフェアリス」では、毎月最後の月曜日には参加者のうちの誰かがメインシェフとなって、みんなで作って食べる食事会をしています。12月はクリスマスということで、チキンとポテトのマスタードソテーとピラフ、デコレーションケーキ、それに加えておいしいお酒が供されました。

 お酒が楽しみで参加している方もいるのでは? という感じで、参加される皆さんが毎回自分の好きなワインや日本酒等を持参してこられるのですが、この日も次から次へとアルコール類が集まってきました。

 参加者が3班に分かれて、チキン、ピラフ、ケーキそれぞれを準備するということで、私はご婦人方中心のケーキ班に参加。市販のスポンジケーキとホイップクリームを使って、イチゴと、なぜかリンゴがトッピングされたデコレーションケーキが3台出来上がりました。

 それぞれ作った人の個性が表れたステキなケーキは、カットするのがなかなか大変でしたが、参加した80代の女性が一生懸命に切ってくださって、皆さんに配られました。

 アリスでの食事会はできるだけみんなが参加して作ることと、昼間から(ほとんど朝?)お酒が飲めるというのが特徴です。これまでもホットプレートで焼きそばを焼いたり、一生懸命具を皮に包んだ餃子は色々な形のものができました。手打ちのうどんやそばは専門家に教えていただきながら、みんなで叩いたり伸ばしたり。

オレンジカフェなので、認知症の方も参加していますが、それでも皆さん自分のできることを積極的にやって楽しみながら作っています。自分の役割があるということは誰にとっても生きがいにつながるのではないかと実感します。

そしておしゃべりを楽しみながらの食事はまた格別です。普段おひとりで生活している方も多いので、誰かと一緒に食事をするということだけでもうれしいことなんだろうなと思います。

1日遅れのクリスマスパーティーは、皆さんの笑顔とおしゃべりに溢れたステキな時間となりました。新たな年も「カフェアリス」が、ますます皆さんにとっての居心地の良い場所となりますように。

 こちらは我が家のクリスマスケーキです。ビスケットと生クリームを使って作った簡単ブッシュドノエル風ケーキ。簡単で結構おいしいので、ここ何年もケーキは買うことなく、これで済ませています。今年はイチゴとマシュマロでサンタさんを表現したつもりなのですが、とてもサンタさんには見えず、家族からは「クリスマスとハロウィンが一緒になったみたい」との感想が。

BuchedeNoel.jpg

これから塾「高齢期の住まいについて」

平成28年12月30日(金)

 街かどケアカフェこぶしで開催されているこれから塾、12月は「高齢期の住まいについて」のタイトルで、一般社団法人アスラサポート代表林あつ子さんとシニアライフアドバイザー鈴木紀子さんを講師にお迎えしました。

 アスラサポートは、さいたま市で機能訓練型デイサービスを運営している経験から、それまで元気にデイサービスに通っていた方が色々な事情で施設に入所して、急激に身体能力が落ちて歩けなくなったり、元気がなくなってしまうという例を目の当たりにして、自分たちで一人ひとりに合った良い施設を紹介できたら、という気持ちで有料老人ホーム紹介センターを立ち上げたそうです。

 介護度に応じて、在宅ではどのようなサービスが使えて、入居できる施設にはどのようなものがあるかという基本的な説明とともに、実際の老人ホームの画像や具体的な費用についても示してくださいました。有料老人ホームは入居金が高額で月々の費用もそれなりにかかるのでは…というイメージを持っていた方が多いかもしれませんが、有料老人ホームにも色々なタイプがあって、費用も特養に近いところもあるということが実感できたのではないかと思います

 途中に体をほぐす体操を挟んで、実際に相談を受けたケースの紹介がありました。家族(子ども)が良かれと思ってした選択がご本人の希望と合わなかった例では、本人の希望を元気なうちに記録しておくことが大切で、そのために「これからノート」はいいですね、と宣伝してくださいました。また、自宅を売却して施設に入所しようと思っていたところ、本人が認知症になって家を処分することができなくなってしまったということもよくあって、その場合、成年後見制度の利用が必要になるという説明もありました。

 高齢期の住まいについては、切羽詰まってから考えたり探したりしたのでは、選択肢も少なくなってしまうし、思うようにいかないことが多いと感じます。自分のことも親のことについても、元気で判断能力もしっかりしている時に、色々な情報を集めて考えておくこと、そしてそれをいざというときに周りにわかるように記録しておくことが大事だということをあらためて実感しました。そして、アスラサポートさんのような頼れる専門家がいることを知っていると心強いですね。

「介護家族の気持ちが楽になるヒント」講演会

2016年9月11日(日)

 私が理事をさせていただいている『NPO成年後見推進ネット これから』が主催して、健康長寿医療センター研究員で看護師の伊東美緒先生をお招きした講演会が開催されました。「認知症を理解して 介護家族の気持ちが楽になるヒント」というタイトルで、数多くの実践を重ねてこられた中から導き出された認知症の方への接し方や、介護者が気持ちに余裕を持つためのアドバイス等、とても分かりやすく具体的にお話ししていただき、参加した皆さんも聞き入っていました。

 最後にはユマニチュードという認知症ケアの方法の実践動画も紹介してくださって、認知症の方の表情の変化や体の反応を実感しました。

 記憶や認知等の障害は避けられない症状(中核症状)で、それによって本人は不安になったり混乱したりしますが、そういったご本人の不安・混乱を理解して、その想いに寄り添ったケアをすれば、暴言や徘徊といったいわゆる周辺症状と言われる困難な状態を回避できることが多い。相手と同じ目の高さで、ゆっくり話しかける等々の方法は介護に携わる人にとっては知識として知っていることも多かったと思いますが、日々時間に追われて介護をする中で、自分の接し方がこれでいいのだろうか、とあらためて振り返る意味でも、このようなお話を聞く機会は大切だとの声が「これから」スタッフの中でも出ていました。

 一方、家族介護者の感じやすいストレス(ご本人の認知症状に対して、他の家族やご近所との関係で)についても、実例を挙げて説明してくださって、「あるある」と頷くことがたくさんありました。

 まずは介護する人が自分の気持ちに余裕がないと他者にも優しくなれないので、気持ちに余裕を持つためには、使えるサービスは利用し、自分の楽しみも作る。近所や周りの人に伝えて協力者を増やす。施設入所になったとしても、可能な範囲で会いに行ったり、コミュニケーションを取り続ける努力ができれば、それ自体で介護放棄ではない。といったお話しが出ました。

 聴きに来てくださった皆さまが、認知症ケアについての何かしらのヒントを得ていただけたらいいなと思います。

幻となった富士登山の夢

2016年8月22日(月)

 実は昨日から1泊2日の予定で、あるツアーに参加して富士山登頂を目指すはずでした。予定では今頃(8/22 午後)御殿場ルートの大砂走りを走っているか、転がっているか、とにかく下山の途についている頃。

 ところが日本列島をトリプル台風が襲い、出発前日のお昼頃になって、「現地ガイドの判断で、今回のツアーは中止になりました」との連絡がツアーを主催する旅行会社から入り、私の人生初の富士登山計画は幻となってしまったのです。

 富士山には一生に一度は登ってみたいと思いながら、なかなかその機会がなく今まできてしまったのですが、たまたま新聞の広告にローカルな観光会社のツアー案内が入っていて、そこで目にしたのが【日本最高峰富士山剣が峰 〜プリンスルートとダイナミックな大砂走 8月21日(日)〜22日(月) 】のタイトル。しかも、練馬区内の中堅観光会社のようで、ツアーバスの乗車地に光が丘が入っていました。これが一番の決め手だったと思いますが、慣れたガイドが同行し、7合目の山小屋に1泊して剣が峰を目指すということなので、今の私でも大丈夫ではないかと考えて、最初は家族に相談したところ、今回の日程では皆仕事の関係で一緒に行けないとのこと。ツアーなので、ひとりでも参加するかどうか…。病気になる前だったら、たとえひとりでも行きたいと思ったら申し込みしていたと思いますが、さすがに常に頭が痛いという今の体調と、筋力もだいぶ衰えてしまっている現状を考えた時に、ひとりでは不安だったため、時々ハイキング程度の山歩きを一緒に楽しんでいる練馬区内の行政書士のお仲間二人に、ダメ元で相談してみたところ、たまたま二人とも日程が空いていて、一緒に行きましょうと言ってくださったので、3人で申し込みをし、それぞれに装備等も準備して当日を迎えるはずでした。

 よりによってこの時期にトリプル台風が発生し、しかも登頂予定当日にそのうちのひとつが関東上陸。これは行くなという何かの啓示だったのかもしれないと考えてしまうような出来事で、やはり自然の力を侮ってはいけないとあらためて感じました。

 もっと体力をつけて、低山から登って準備を整えてから、来年また挑戦しましょうと同行予定のお二人とは話をしていますが、幻の富士登山計画、いつか実現できる日がくるのでしょうか…。

今年の七夕

2016年7月7日(木) 

 昨年は半ば意地になってやっているとここに書いた七夕さま。今年も小さな笹を買ってきてベランダに飾りました。短冊にはほとんど私の願い事ばかりが書かれていますが、今年は家にいる娘が「良い出会いがありますように!」と切実な願いを込めた短冊を飾りました。

七夕カフェアリス2リサイズ.jpg

 また、今年は光が丘のNPOむすびでやっている「オレンジカフェ アリス」で先日、七夕の短冊に参加した皆さんそれぞれの願いを書いて、笹に飾り付けをしました。自分の家で相手にされない私が、皆さんと一緒にできたら嬉しいなと提案したところ、すぐに「やりましょう」ということになり、立派な笹(竹?)を用意していただきました。皆さんの願い事が天に届きますように!

街かどケアカフェ

2016年6月25日(土) 

 練馬区では高齢者が住みなれた地域で安心して暮らせる環境を作る取り組みのひとつとして、高齢者が気軽に集い、お茶を飲みながら介護予防について学んだり、体操に参加したりすることができ、地域の団体同士のつながりの場ともなる『街かどケアカフェ』を開設することになりました。

 その第一号として練馬高野台駅前に平成28年4月『街かどケアカフェこぶし』がオープンしました。高齢者の相談と交流の場として練馬区の谷原出張所内に開設され、隣には高齢者相談センター(地域包括支援センター)が併設されていることもあり、介護予防の拠点となることが期待されています。

 『街かどケアカフェこぶし』は月曜から土曜の10時〜16時(祝日を除く)オープン。そこでは看護師等の専門スタッフが医療や介護の相談を受けるほか、骨密度や血圧測定もできます。また、地域団体によって介護予防体操、歌声カフェ、各種講座も開かれているのですが、その中に『オレンジカフェ・ふらっと』という、いわゆる認知症カフェもあって、私が理事をしている『NPO法人成年後見推進ネットこれから』が毎月第一火曜日の午後を担当することになりました。

 『これから』では担当の時間を『これから塾』と称して、“暮らしに役立つちょっといい話”というシリーズで30分程度お話をして、その後は質問や相談があれば受けたり、ゆっくり懇談する時間を過ごしていただくことにしました。

 先日の第1回目は「成年後見Q&A」ということで、『これから』のスタッフ二人が劇仕立てで成年後見についての説明をしました。ひとりが相談者となって、相談員に扮したスタッフのところに相談に来るという設定です。
 ひとつ目の相談は、物忘れが出てきて判断能力が落ちてきたお父さんの介護に必要なお金を、相談者が銀行に行ってお父さんの口座からおろそうとしたところ、本人ができないならお父さんに成年後見人をつけてくださいと言われたんだけど…というもの。どういう場合に後見制度を利用したらいいのか、どういう手続きが必要なのかといったことを相談員が簡単に説明してくれます。
 そしてもうひとつは、独身の相談者本人が自分の老後について心配して相談に来るという設定。こちらは判断能力がしっかりしているうちに自分で信頼できる人を見つけて契約を結ぶ任意後見というものがありますよ、という説明がありました。

 成年後見についての研修や講座というと制度の説明が多くて、なかなか一般の方にはわかりにくいことが多いので、実際の相談の場面を想定して見ていただくという形にして、制度のポイントだけまず理解してもらえるようにということで、時間も30分弱に収めました。

 定員20名としていましたが、当日はたくさんの方にお越しいただき、補助席(?)を出すほどの盛況。お話の後には質問が出たり、残ってお茶を飲みながらスタッフと話をする方もいらして、とても良い雰囲気となりました。

 7月の『これから塾』は『これから』の代表による“認知症サポーター養成講座”、8月は管理薬剤師をお呼びして“在宅介護でのお薬との上手な付き合い方”について話をしていただく予定です。『これから』のスタッフとその繋がりを総動員しての講師陣となっています。お近くの方、興味のある方はぜひお立ち寄りください。

『NPO法人成年後見推進ネットこれから』のホームページもご覧いただければ幸いです。

http://www.korekara.sactown.jp/

あれから1年

*2016年6月14日

 体の不調が続いてようやく視神経脊髄炎(NMO)という病気とわかり、その治療についても一段落して、ここでご挨拶することができてから1年が過ぎました。
 おかげさまで再発することなく、薬を飲みながら予防に努めています。ただ、後遺症である頭のズキズキする痛みと指先の痺れは、色々と薬を試してもなかなか改善されず、それも上手につきあっていくしかないのかなとこの頃は思っているところです。
 「視神経脊髄炎(NMO)とともに」のコラムもなかなか更新できなくて、今までの経緯を順番に書いていると現在まで追いつかないので、時々は近況その他もまぜて書いてみようと思っています。 
 仕事については後見業務が主となっていますが、相続・遺言関係のご相談にも力を入れたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

成年後見制度の本人申立

2016年5月30日(月)

 成年後見制度を利用しようとする場合、ご本人の住所地を管轄する家庭裁判所に制度を利用したいという申請をすることになります。それを申し立てというのですが、誰でも申し立てができるわけではなく、申立権者というのが決まっています。

 法定後見の申立権者としては、本人、配偶者、四親等内の親族、成年後見人等、任意後見受任者、任意後見人、成年後見監督人等、市区町村長、検察官等となっています。 一般的には親族が申立人になることが多いですが、申し立てできる親族がいない場合や、いてもかかわれない場合等は、行政が対応していわゆる首長(市区町村長)申立になったり、保佐、補助類型の場合は本人申立ということもできます。

 私が後見人等をさせていただいている中にも、保佐や補助で本人申立というかたちをとった方は何人かいらっしゃいます。ただ、後見類型での申し立てとなると、本人の判断能力がないと診断されたということなので、本人申立はできないだろうと考えていました。

 ところが、一番最近私が後見人に就任した男性の場合、後見相当の診断書が出たのですが、本人申立で申請したところ、すんなり通って後見の審判がおりたのです。

 その方は、脳梗塞で入院後1人暮らしのアパートに戻ったのですが、介護者がお金や物を盗っていくとの訴えや、上階の住人が勝手に入ってきて年金を下してしまう等の妄想が出現し、食生活も乱れて体調を崩し、再度精神科の病院に入院となり、ひとりいる娘さんも体調が良くなくてかかわりをもてないということで、地域包括支援センター支所の担当者とも保佐で酒井を候補者として本人申立でやりましょうということになっていたのですが、主治医の診断書で後見類型との判断が出たので、区長申立にしてもらうしかないかなと思ったところ、相談した練馬区の地域包括支援センター本所からは後見類型でも本人申立でやってくださいとの回答があったため、ご本人にも説明をして、委任状をいただいて必要書類を集め、申立書類を整えて東京家庭裁判所に申し立てをしたところ、特にご本人に調査官が会いに来るということもなく、後見の審判がおりました。

 後見制度に詳しい弁護士の先生にも「後見類型でも本人申立ができるのでしょうか」と伺ったところ、植物状態で寝たきりとか重度の障害というような方の場合は難しいかもしれないけれど、後見で判断能力がないとの診断を受けていても、ある程度日常会話ができて、制度を利用することを希望しているような場合は、本人申立も可能なのでしょうとの見解でした。

 確かに今回の被後見人も、ご自身が自分の財産を信じられる人に預かってもらいたい、という希望をはっきり表明していらっしゃるので、ご自分で財産管理をすることは難しいけれど、申立能力はあるということになるのだろうと納得しました。

 今回の件で、補助・保佐類型でないと本人申立はできないという認識を新たにして、後見類型でも本人申立が可能ということを学びました。

認知症カフェ

2016.3.7(月)

 光が丘地域で介護事業をしている「NPOむすび」で、昨年から「カフェアリス」という、いわゆる『認知症カフェ』が、毎週月曜日の午前中にはじまりました。『認知症カフェ』という名称がどうなのか、という議論もありますが、ここでは”「自分であること」を大事にすることに共感し、認知症に関心がある人が集う場”ということをコンセプトにしています。

 基本的には色々な方が集って、気軽におしゃべりを楽しむ場なのですが、毎月第2週は「ミニ講座」、第4週は「ランチ会」ということになっていて、2月の「ミニ講座」は「認知症サポーター養成講座」を行い、今月は私が「成年後見について」のお話をさせていただきました。

 高齢の方も多い中で1時間程度ということだったので、制度の細かいお話はしても仕方がないと思い、新しい後見制度の理念と利用する際のポイントをお伝えできればと思って用意していたのですが、いざその場で話しだしたところ、あっちこっちに話が飛ぶは時間を大幅にオーバーするはで、皆さまにご迷惑をおかけしてしまいました。せっかく集まっておしゃべりをするという本来のカフェの時間を奪ってしまうことになり、猛反省です。

 病気になって以来、人前でお話しする機会がなかったので、久しぶりのことだったのですが、もっと要領を得たお話ができるようにならないといけないなと、あらためて思いました。

 この「カフェアリス」は男性の参加者が多いことも特徴です。毎月1回の「ランチ会」も毎回違う男性シェフが主導して、第1回目はカレーライス、2回目はお稲荷さんがメインでした。ワインや日本酒も用意されて、昼間から飲めるという素晴らしい場所です。

 認知症当事者の方を含めたご夫婦も参加されていて、新しく顔を出してくださる方も少しずつ増えています。色々な方が気軽に集える場としてのカフェが、これからも発展していくといいなと思っています。

2016年葉山の海

2016.02.28(日)

 もう1か月近く前になってしまいましたが、今年の誕生日は湘南ドライブとなりました。本当はひとりで京浜急行に乗って海を見に行こうと思っていたのですが、諸事情により長女が車でドライブがてら連れて行ってくれることになりました。お天気がいまひとつだったのですが、せっかくだから行こうと言ってくれたので、まずは鎌倉方面から七里ガ浜へ。海沿いにある「アマルフィ」というレストランで、おいしいランチを娘にご馳走になってしまいました。

 その後は江の島・・・へは渡らずに「新江の島水族館」へ。実は私はここは初めてでした。イルカのショーは見られませんでしたが、この水族館には珍しいクラゲがたくさん飼育されていて、プロジェクションマッピングを使ったクラゲについてのパフォーマンスを見ることができ、それはとても幻想的できれいでした。

 江の島からは海沿いを走って葉山・長者が崎へ。朝から曇り空だったので、夕陽を見ることは諦めていましたが、それでもいつもの海には行きたいという想いで、今年も来てしまいました。もしかするとしばらく来られないかもしれないし・・・。ずっと変わらない波の音と海岸の様子は、これから何十年も(?)変わらないだろうし、また変わらないでいてほしいなと思いました。

 ひとつ歳を重ねて、これからはもしかすると今までできていたことができなくなることのほうが多いのかもしれません。それでも、そのときできることを精一杯やって、笑顔で生きていきたいとあらためて思いました。

 葉山の海と娘に「ありがとう!」

2016年の葉山の海は…

2016年1月19日(火)

 この時期にしばしば訪れて元気をもらっている葉山・長者が崎の海ですが、今年はちょうど誕生日の日に行くことができそうです。もちろんお天気にもよりますが、波の音だけが響く浜辺に大きな夕陽が沈むところを眺めていると、雄大な自然の中での自分の卑小さを否応なく感じさせられます。ただ、そこからまた、もう少し頑張ってみようという力も涌いてくるので、私にとってはとても大切な場所であり、時間です。

 どうぞまたあの夕陽に会えますように

2016年 新年のご挨拶

* 2016年1月4日

    謹んで新年のご挨拶を申し上げます *

   昨年は、病気を抱えながらも再発することなく過ごし、お仕事もさせていただけたこと、多くの方々の応援とお力添えのお陰と心より感謝申し上げるとともに、本年も温かく見守っていただきますよう、よろしくお願いいたします。

  昨年は自分の体調と、業務や日常生活のバランスを見ながら試運転のような状態でした。再発予防の薬を調整しながら、後遺症的な頭の痛みが何とかならないかとそちらの薬を色々と試したり、秋には1か月近く入院して血漿浄化(吸着)療法という治療を受けたりもしましたが、痛みについてはあまり効果はありませんでした。ただ、作業療法士(PT)の先生から効果的な筋力&体力アップの方法等について指導を受けたので、自宅でも実践するようにして、少しずつ筋力、体力は戻ってきたかなというところです。今後も病気(痛み)とうまく付き合いながら、その時に自分にできることは精一杯やって、毎日を大切に過ごしていきたいと思っています。

 仕事では成年後見業務が主となりますが、行政書士としては相続手続きや遺言についてのご相談に応じ、その方にとって一番良い方法をご提案できるように努力していきたいと考えています。

 また、 地域の活動についても少しずつ再開し、地域の中で課題解決のために自分にできることを考え、実践していきたいとも思っています。

 何より毎日の生活の中に楽しいことを見つけて、笑顔でいたいものです。

 皆様にとっても、本年が良い1年でありますようにお祈り申し上げます。

小さな旅(おまけ)

2015.9.2(水)

  木曽への小さな旅のおまけは妻籠宿で見つけた自分自身へのお土産です。

木曽ヒノキに書かれた絵と言葉に惹かれて、私が画像のものを、娘には「一期一会」の文字が描かれた、やはりほんわかするような絵のものを求めました。

1441119045475 (00000003)土産1.jpg
1441119119667 (00000003)土産2.jpg

 私にとっては今までの色々な出会いに心から感謝!

 そして、娘にはこれから良い出会いがありますように!との願いを込めて。

お問合せ・ご相談はこちら

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら
03-6904-0845

担当:酒井(さかい)

受付時間:9:00~18:00
定休日:土日祝祭日

練馬区光が丘駅近くの酒井行政書士事務所のホームページです。社会福祉士でもある女性行政書士が、相続手続きのお手伝いや遺産分割協議書・遺言書作成のご相談、成年後見に関するアドバイスや手続きをさせていただきます。
丁寧な対応とフットワークの良さをモットーに、笑顔を忘れずにを日々心がけています。お気軽にご相談ください。

対応エリア
東京都練馬区(光が丘、田柄、石神井、平和台、大泉学園 等)、板橋区(成増、小竹向原 等)、西東京市(ひばりが丘、保谷、田無)、 その他都内全域、埼玉県(和光市、志木市 等)、神奈川県など

お問合せ・
ご相談はこちら

お電話でのお問合せ

03-6904-0845

初回のご相談は無料です
<受付時間>
9:00~18:00
※土日祝祭日は除く

酒井行政書士事務所

住所

〒179-0072
東京都練馬区
光が丘3-7-3-807

受付時間

9:00~18:00

定休日

土日祝祭日

主な業務地域

東京都練馬区(光が丘、田柄、石神井、平和台、大泉学園 等)、板橋区(成増、小竹向原 等)、西東京市(ひばりが丘、保谷、田無)、その他都内全域、埼玉県(和光市、志木市 等)、神奈川県など