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2025年10月19日(日)
10月12日(日)に練馬駅近くのココネリホールで開催された「ねりま終活フェスタ2025」ですが、午後は舞台で中高校生による終活劇「おばあちゃんの話」が披露されました。茨城県鹿嶋市の訪問診療医細井崇弘氏が、訪問診療や延命治療について、多くの人に知ってもらいたい、ということで、地元の清真学園の演劇部に働きかけて、脚本はその時の学生さんが作り、終活劇が誕生したそうです。
祖母と両親、中学1年生になった女の子の一家が。おばあちゃんの延命治療について決断を迫られるお話ですが、同じ場面を、最初はおばあちゃんが延命治療を望まないという希望を、両親には言わず孫にだけ伝えておくというシチュエーションでした。そうすると、実際に延命治療をどうするかの決断を迫られた時にどうなるか。両親は本人もできるだけ生きたいと思っているだろう、と考えて、医師に治療をしてくださいと伝えます。おばあちゃんの願いを思い出した孫が、希望を伝えても、とり合ってもらえません。孫自身も、どうしておばあちゃんが延命治療を望まないと考えたのかわからなくて、強くは言えませんでした。
そこで一旦医師の解説が入ります。延命治療を含めた自分の医療や介護についての希望を家族や医療関係者と繰り返し話し合いをする人生会議についての簡単な説明があり、どのようにすると、自分の望む最期が迎えられるのか、見てみましょう、ということで、再度同じ場面から劇が始まります。2回目は、やはりおばあちゃんが延命治療は望まないことを孫にだけ伝えるのですが、孫は、どうしておばあちゃんはそう思うの?みんなで話をしようと語りかけ、家族による人生会議が始まります。そこでおばあちゃんから、自分は家族に迷惑をかけたくない、との想いが伝えられ、みんなでその想いを共有することができたのです。
そうすると、実際におばあちゃんが最期を迎える時には、家族みんながおばあちゃんの希望を叶える方向で医師にもその想いを伝えて、おばあちゃんは自然のままに穏やかに旅立っていったところで終わりとなりました。最後にも細井医師の解説があり、いわゆる終末期の医療についての事前指示書、というものを書いておくことは大切だけれど、どうして自分がそのように希望するのか、そこにはどんな想いがあるのか、ということが遺される人に伝わるように、話しをすることが大切で、そこに人生会議の意味があります。と話されました。
字で書くとありふれた、中身の薄い話のように感じるかもしれませんが、実際に演劇としてその場面を目撃(?)すると、伝わってくるものがありましたし、細井先生のお話には、なるほどと納得させられました。
昨年行われた、練馬区の「私の生き方ノート」記入支援セミナーは、今年も開催される予定です。「NPO法人成年後見推進ネットこれから」も講師を務めることになると思いますので、今回の「終活フェスタ」は、自分が講師を務める際の参考になりました。
担当:酒井(さかい)
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