2024年4月28日(日)
2024年は、最初から健康上の問題が色々と起こる幕開けとなりました。
昨年の区の健康診断でひっかかって精密検査が必要と言われたので、大腸の内視鏡検査を年明け早々に受けた(結局問題無しでした)と思ったら、1月後半には急に寒気がして発熱してしまいました。NMOSDの引き金になったと思われるインフルエンザに罹ったとき以来なので、ほぼ10年ぶりの発熱です。後遺症で痛い頭がさらに痛くなり、頭を動かすのも辛い状況でしたが、特に咳や鼻水といった風邪症状はありませんでした。熱は少し治まったと思うとまた上がる、ということを繰り返したため、さすがにコロナやインフルエンザではないかと心配になり、近所のクリニックで検査をしてもらったところ、結果はどちらも陰性。解熱鎮痛剤と漢方を処方されて、とりあえずはホッとしました。それでも熱は下がりきらず、体もだるさが残っていましたが、普通に仕事をしつつ日常生活を送っていました。
そんな時にちょうど月1回のNMOSDの主治医の診察日が来たので、病院へ行き、発熱の状況を伝えました。すると「念のために採血をして胸のCTも撮ってみましょう」ということになり、そのまま検査を受けることになりました。そして、その結果を聞くために診察室に入ったところ、「肺炎ですね。すぐ入院してください」との言葉。CRPという炎症を表す数値がかなり高く、CT画像でも胸に大きくはないけれど影がありますと言われました。風邪症状の自覚が全くなかった本人は「肺炎ですか?」と仰天! さすがにすぐ入院は無理なので、明日からにしてくださいとお願いして、入院の手配をしてもらいました。そして、抗菌薬を処方してもらい、それを飲みつつ入院することになりました。
今考えると、再発予防薬のユプリズナの注意点として、「感染症にかかっても、それが表に出にくく、重症化しやすい」というものがありました。まさにそれに当てはまるのかなと思いました。
急な入院となってまずやらなくてはと思ったのが、介護のために一緒に住んでいる母のショートステイの手配です。病院からケアマネさんに電話をして事情を説明し、普段利用しているショートステイ先に聞いてもらったところ、その日の夜に自分達で送ってくるのであれば、夕食から提供できます、と便宜を図ってもらいました。帰宅後は自分の入院準備よりも先に母のお泊りの準備をして、家族に母を送り届けてもらい、今度は自分の入院の準備です。どのぐらいになるのかわからなかったので、1週間は大丈夫な程度の用意をして休みました。
今までは入院はいつも4人部屋でしたが、今回は強制的に(?)個室になりますと言われました。ただ、1日めだけ一番高い個室だけれど、次の日からは個室でもトイレやシャワーがない少し安いところに移動させてもらいました。入院手続きをして病室に入り、椅子に座って待っていたところ、様子を見に来た看護師さんや担当医が、あれっ?という顔をしています。聞くと、どんなに辛そうな患者さんが来るかと思っていた、とのこと。普通に椅子に座っている私を見て、拍子抜けという感じでした。
この後の入院生活はまた次に。