「エンディングノート」とは:簡単に言うと、『自分に万一のことが起きたときのために、自分の希望を家族や関係者に伝えることを目的として記入したノート』 とでもなるのでしょうか。万一の場合というのは、命の灯が消えてしまうことはもちろんですが、急に倒れて意識不明になってしまったときや、認知症になって判断能力が低下してしまった場合など、周りの人間が本人のためにどうしていいかわからなくなったときに、事前に本人の希望を記しておくと、できるだけそれに添って介護や葬儀、その後のこともやってもらえる。家族にとっても本人の希望がわかってありがたいものだと思います。

 

遺言書との違い:遺言書で財産に関することや身分に関すること、遺言執行人の指定をしておくと、遺言書自体が正式なものであれば、法律上の効果が認められます。

 一方、エンディングノートは本人の想いや意思、希望の部分が主なので、書いたものがそのまま遺言書になるわけではありません。あくまでも本人が延命治療を望んでいたのかどうか、どんな葬儀を望んでいたかといったことが残された人に伝わる、あるいは財産についてはどこの金融機関に口座があったか、どんな保険に入っていたかというようなことがわかって、相続手続きがスムーズに進むといったいい面があります。 ただ、エンディングノートに書いてあるからといって、それだけで相続手続きができるわけではありません。本人の意思を確認するためのものと理解しておきましょう。

 ですから、逆にエンディングノートを書いたからと言って、それで相続問題がなくなるわけではありません。エンディングノートを書くことで、自分の財産を確認したり、今までの生き方をあらためて考え直すことができれば、それを手がかりにして、次には正式な遺言書を作るというというところまでいけば、それからの人生を安心して過ごすことができるのではないでしょうか。

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