仙台への旅

2012.4.3(火)

 先日私事で仙台へ行ってきました。目的は二つ。娘の参加するオーケストラのコンサートを聴きに行くことと、仙台在住の知人に会うことです。結局私が娘のコンサートを聴きに行くと言ったら、その知人も一緒に聴きに来てくださったので、一度に目的を果たすことができました。
 娘のほうは1週間仙台郊外の温泉地で合宿をして本番を迎えるということだったので、私は本番の前日に仙台へ行き、松島、塩釜まで足を伸ばしてきました。
 仙台も東北大震災の被災地ですから、どうなのだろうと心配でしたが、仙台駅付近は震災の影響はほとんど感じられませんでした。松島は海沿いなのでもちろん津波が襲ってきたところで、観光案内所にも震災後の様子の写真が掲示されていたり、「ここまで津波がきました」という表示が背丈よりも高いところにあったりして、確かにここも大変だったんだ、ということが伝わってきましたが、松島湾に島が点在する地形で津波も最も高く押し寄せた地域よりは被害が少なかったようですし、観光地だということもあり、観光施設についてはかなり復興していました。湾内の遊覧船も今は運航していました。
 仙台は伊達家ゆかりの地なので、伊達家の菩提寺や「みちのく伊達政宗博物館」を見学。博物館では伊達政宗の生涯を、蝋人形で様々な場面を再現することによってわかりやすく展示しており、私は昔のNHK大河ドラマで渡辺謙が独眼竜政宗を演じていたのが印象に残っているぐらいで、実際にどういう人間だったのか、何を成し遂げた武将だったのかよく知らなかったのですが、ここをじっくり見て、大体のことがわかって、とても面白かったです。政宗の骨格等から再現した本人の声がテープで流れていたり、現代の技術ではそんなこともできるんだな、と感動しました。

 その後松島湾の遊覧船で湾内の島々や海の景色を眺めつつ塩釜に渡りました。塩釜神社にお参りしてから、最後はひとりでお寿司屋さんに入り、東京ではとても頼めない新鮮でおいしいお寿司を堪能いたしました。これも旅の楽しみ、ちょっとぐらいの贅沢は今後の活力の素ですよね。

 そのお寿司屋さんの大将に震災後の様子を伺ったところ、お店等の見た目は前と変わりなっくなったけれど、配管等の見えない部分はまだまだ元に戻っていない。これからお客さんにたくさん来てもらわないと…と話をしてくださったのが印象に残りました。