2011.12.9(金)
12月に入り、色々なところで忘年会が開かれていることと思います。先日私が参加した忘年会は、介護事業所が貸し出しているちょっとした空間とキッチンをお借りしての鍋パーティーでした。しかも参加者の中にうどん打ちの『師匠(?)』がいて、準備段階に参加できる人は、その人の指導で手打ちうどんを作るという、手作り感いっぱいの楽しい会でした。
その中で参加者がひとりずつ挨拶代わりに一言述べる場面がありました。
ただの挨拶では面白くないし、みんな何を話していいか困るだろうと考えた幹事さんは、一言述べるテーマを予め考えて「クジ」をつくっておいてくれました。みんなは「クジ」を引いて当たったテーマに添って話をすることになったのです。
そこで私が引き当てたテーマは…… “来年こそやってみたいこと”
「う〜ん、来年こそかぁ。毎年 今年こそはと考えることは色々あって、旅行もしたいし、お芝居も色々観たい、家の中ももっと片付けないといけないし…」と頭をよぎったのですが、結局はそれらを全てまとめて、「そのときにやりたいと思ったことはとにかくやってみる」というなんだか具体的でない答えにたどりつきました。
今までもどちらかというと自分の人生はいつ終わるかわからないから、その時々を精一杯生きたいという気持ち(いつもいつもそんなに頑張って肩肘張ってるわけではないですが…)はありましたが、年齢を重ねて『人生の終わり』がより現実味をおびてくると、明日はないかもしれないという気持ちは強くなります。
だから、今までは面白そうだから観たいなと思った舞台やコンサートも結構チケットは高いし、時間もなかなかないし、と諦めたことが多かったのですが、これからは、自分の感性で“観たい”とか“聴きたい”と思ったものは、お金も時間も少し無理をしてでも、思い切って行ってみる。行きたいと思ったところがあったら、行ってみる。仕事についてもできることは先送りにしないで、その時にきちんとやっておくことを
心がけたいと思います。
ただ、今までも割とその時々の気持ちに流されて過ごしてきたら、色々と計画性のない、行き当たりばったりの人生になってしまったかもしれない…と思うところもあって、なかなか難しいというのが本音です。
まあ、毎年同じようなことは考えているので、本当に「来年こそは!」ですね。