母の引越し

2010.6.17(木)

 私事ですが、ひとり暮らしをしている私の実母が光が丘内の近くの団地に引越ししてきました。

 長年住み慣れた新宿から江戸川区の団地に移ったときには、両親と私、父方の祖母の4人家族でしたが、そこから私が結婚して出て行き、祖母が亡くなり、2年前には父も他界して、75歳になる母がひとりで暮らしていました。年齢相応に膝が痛いとか、新しいことは覚えにくいといったことはありますが、特に体に悪いところがあるわけではなく、なんとかひとりでやっていたのですが、やはり今後のことを考えると、今のうちに娘の近くに来たほうがお互いに安心だろうということで決心したようです。

 実は父が亡くなって割合すぐのときにも、そのような話が出たのですが、その時は母は引越しのことを考えただけで「大変だ」という思いが強く、夜眠れないとか食欲がなくなるという状態が続いて、結局軽いうつ状態にまでなってしまいました。
 そのため、メンタルクリニックに通ってお薬を飲み、引越しもいったん白紙に戻すことにしたら、うつ状態は改善されました。

 その過程で、あまりに食欲がないので、どこか身体的に悪いところがあるのではないかと、色々と検査をしたら、本当に初期の胃がんがみつかるというおまけが付きました。結局、内視鏡で焼き切るという手術をして、事なきを得ましたが……。

 「引越しといっても、今はある程度お金を出せば、荷造りも業者がやってくれるから、そんなに心配しなくても大丈夫よ」といくら娘が言っても、やはり高齢になってから、ひとりで荷物を片づけて、大移動しないといけないということは、私たちが考える以上に大変なことなのだろうなと、つくづく感じました。

 そんなことがあったので、しばらくは元の家に住み続けるのかなと思っていたところ、昨年末あたりに、また「今度こそ、光が丘にいいところがあったら引越しを考えようかな」と母から話が出たので、今度は本格的に物件探しをしたところ、たまたまいいお部屋が売りに出ていたので、購入することになり、あれよあれよという間に引越しということになったのです。

 今回も母は「大丈夫かしら」と心配そうではありましたが、なんとか引越しにこぎつけ、無事光が丘の住人となったのでした。母が光が丘での生活に、早くなじむことができたらいいなと思いながら、 行政や金融機関の手続きに同行したり、買い物の場所を案内したりしています。