備えあれば憂いなしの「任意後見」

2010.5.31(月)

 今年度よりNPO法人成年後見推進ネット「これから」の会員になりました。

 その「これから」の春の会員の集い、ということで、昨日、任意後見を受任して活動している社会福祉士を講師にお迎えして「あなたのための任意後見」と題した講演会が開かれ、お話を聴いてきました。

 講師の方とは個人的にも面識があったので、どんなお話をされるのか楽しみにしていたのですが、実際に任意後見受任者として活動していらっしゃるので、その実践を通じて感じたこと、制度の理念だけでは片づけられない現実の難しさ等も含めたお話は、わかりやすくて説得力もあり、とてもおもしろかったです。

 講師の方が強調されたのは、自分が信頼できる任意後見受任者を見つけることが一番大事だというところです。

 私が特に印象に残ったのは、実際に活動するうえでは、制度だけ作ってすばらしい理念があっても、それを実現するだけの環境がまだ整っていないことを実感しているということと、契約を結んだご本人に感想を聞いたところ、今後のことについて安心できたので、契約をしてよかったし、受任者が専門職であれば、組織として不正防止の体制も整っているし、苦情申し立てもできるので、契約したいと思うだろうとの返事が返ってきたというところでした。

  講演会には行政で関係のお仕事をしている方や、病院関係者、議員さんも参加されていて、皆さんの意識の高さに感激しました。

 「これから」では任意後見や法定後見について、講演会を含めた勉強の機会を引き続き作っていく予定なので、私もまだまだ学んでいかないといけないと思いました。それと同時に、ただ話を聴いたり本を読んで身につける知識だけでなく、やはり実際に活動していくことでしか学べないことがたくさんあるのだろうということも感じています。