成年後見制度の普及には(その2)

2010.2.15(月)

 昨日の続きになりますが、成年後見制度が一気に広まっていかない理由のひとつとして、家庭裁判所に申し込み(申し立て)をしないといけないという点もあるのかもしれません。裁判所というと、なんとなく刑事事件のイメージがあって、そういうところにお世話になるのはちょっと…と躊躇される方も多いようです。

 昨日観た啓発ビデオの最後に弁護士が、「成年後見制度を、よりよく生きるための道具のひとつとして利用すると考えれば、一歩前に踏み出せるのではないか」とお話されていましたが、そのとおりだと思います。

 家庭裁判所も成年後見制度を利用してもらうために、相談窓口を設けていますし、後見人になった後でも、わからないことや不安に感じることがあれば、電話ででも相談に応じてくれます。この制度を必要とする方がなるべく多く利用することによって、制度自体がもっと使い勝手の良いものになっていくことでしょう。