2010.01.27(水)

 練馬区社会福祉協議会 練馬ボランティア・市民活動センターが主催する地域市民講座に参加してきました。今回のテーマは“練馬で身近な「貧困」を考える”です。新宿で路上生活者の支援をしている「スープの会」代表 後藤浩二さん、路上生活者緊急一時保護センター練馬寮の指導員 鈴木健一さん、婦人保護施設いずみ寮の施設長 横田千代子さん、国際協力団体「シャプラニール=市民による海外協力の会」前ダッカ事務所長 藤岡恵美子さんがシンポジストとしてそれぞれの活動について話をして、そこから見えてくる「貧困」の実態や地域とのかかわり、抱えている問題点等にも言及してくださいました。

 今回の講演会は定員が100名のところ、120人もの参加希望者があったと聞きました。それだけ「貧困」問題に対する関心が高まっているのでしょう。そして、面白いと思ったのは、今回は単なる講演会だけに終わらずに、講演会を聴いた人が希望すれば、それぞれの団体や施設で活動を体験できるプログラムが用意されている点です。話を聞いて興味を持った人が、では実際にはどのようにボランティアや地域の人がかかわっているのか、というところを自らが活動に参加することによって実際に体験できるプログラムは、「ボランティアとして関わってみたいけれど、いきなり1人で参加するのは心細い」という人でも、安心して参加できるものだと思います。 そのうえ体験した後、別途日にちを設けて、振り返りをすることになっているそうです。

 そこまで丁寧にフォローしてくれる講座はなかなかないだろうと思います。

 この講演会の中で私が印象に残ったことは、様々な困難を抱えて路上生活をしている人も、婦人保護施設に入っている人も、海外で貧しい生活をしている人も、みな「仕事をしたい」という気持ちが強いということです。自分が社会の中で役に立っているという実感を得るためにも、仕事をしたいと考えている人が多いということ。そして、たとえ地域での生活に踏み出せたとしても、地域の中で孤立しがちでは生き難いんだなということです。地域の人や施設が関わることによって、「あなたは1人ではないんだよ」というメッセージを繰り返し伝えていくことは、とても大事なのだなと感じました。

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