オレンジカフェアリス広報誌への投稿

2022年3月10日(木)

 光が丘のオレンジカフェアリスでは、毎月広報誌を発行しています。参加者の一人が編集長を務め、参加者が編集、印刷、配布を担当しています。コロナ禍でアリス自体がお休みの時も、毎月欠かさず発行して、編集長が参加者のお宅まで届けたりもしていました。

 その広報誌の3月号にエッセイを投稿しましたので、こちらにも載せさせていただきます。

  アリスエッセイ 3世代の絆 〜酒井玲子〜

 昨年11月に長女が男の子を出産しました。私にとっては初孫です。長女には赤ちゃんの頃から仲良くしている幼なじみで同い年の友達が3人います。今は3人とも結婚して別の場所に住んでいますが、年末にみんなが実家に帰って来るということで、娘の赤ちゃんの顔を見に、それぞれ子どもを連れて久しぶりに集まってくれました。そのママ達も加わって、狭い我家は大賑わい。コロナの時期ではありましたが、換気をしてマスクは外さず十分注意しての顔合わせとなりました。

 我家は長女が1歳になる少し前に光が丘に引っ越してきました。慣れない場所での子育てに不安が募る中、とりあえず娘をベビーカーに乗せて近くの公園に行くことにしました。
 我家から近い夏の雲公園には芝生、砂場、遊具、水遊び場と様々な場所があり、小さい子どもを遊ばせるにはとても良い環境です。公園に通ううちに、同じマンションに住んでいる同い年の女の子のママ達と知り合い、娘たちも一緒に遊ぶようになりました。時には娘を見てもらっている間に用事を済ませたり、そのうち下の子が産まれて、大変な時にもお互いに子どもの面倒をみあって、子育ての悩みも聞いてもらったり、ママ同士も同じ団地に住んでいるということもあって、とても仲良くなりました。いわゆる「ママ友」ですね。

 幼稚園はそれぞれ別のところに通いましたが、小学校でまた一緒になり、一人が中学から私立に行ったものの他の子は中学までは一緒の学校で過ごしました。成長の過程では色々と悩みもありましたが、ママ同士もそんなにいつも一緒ではないけれど、何かあればお互い相談にのったり、時々ランチやお茶をしておしゃべりする関係が続いています。子育てが一段落した頃からは、親の介護が共通の悩み。

 娘たちはやがて社会人となり、それぞれの道を歩き始めました。頻繁に会うこともなくなったようですが、何かあれば連絡を取り合い、お互いの結婚式には参列し、私はその写真を見せてもらう度に「あの小さかった〇〇ちゃんが…」とわが子のことのようにうれしくなり、幸せを祈りました。

 そして今度は娘たちがママに! うちの娘が一番最後に出産したので、その子どもも最年少ですが、上は今度小学校に入学する女の子から、おしゃべり上手なおしゃまな女の子や走り回って目が離せない男の子まで。そんな子たちを見ていると、娘たちが同じ年齢だった頃の様子を思い出して、みんな「〇〇ちゃんの子どもの頃にそっくりね」と言い合っています。小さい子どもだった娘たちがみんなしっかりママになって、自分の子どもの世話をしている様子を見て、おばあちゃんたちは感慨もひとしお。孫が一気に増えた気持ちになりました。そして自分も歳をとるわけだと納得。

 娘たちは、自分がたくさんの人に見守られて大人になったということを実感したことでしょう。これからの世界を担う子どもたちに明るい未来が待っていることを願って、孫たちの成長を見守っていきたいと思いますし、光が丘で紡がれた3世代の絆が、これからも長く繋がっていってほしいなと感じたひと時でした。


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