『小さな恋のものがたり』〜その後のチッチ〜 との出会い

2018年12月4日(火)

 先日、バスの時間を待つ間に書店に入って何とはなしに眺めていたら、出会ってしまいました!どこかで見たような表紙の『小さな恋のものがたり』。もう何年も前に連載は打ち切りになっていたはずなのに、まだこんなところにあるの? でも【44集】となってる。確か最後は【43集】だったはず。もしかして!! よく見ると『小さな恋のものがたり〜その後のチッチ〜』と書いてある。これは新しいのが出たんだ! そして即購入。

 私はみつはしちかこさんの描く叙情まんが『小さな恋のものがたり』が好きで、第1集からずっと購入して読んでいました。
 音符のような細い足の小さな女の子、永遠の高校生チッチと、チッチが想いを寄せる背が高くてちょっとクールな青年サリーを中心に、彼らを取り巻く仲間や家族の物語は、50年以上に渡って連載されたベストセラーでした。
 それが、2014年に第43集をもって、サリーがスウェーデンに物理の勉強のために留学するということで、連載は終了となっていたのです。そこへまさかの44集。

 50年以上もチッチを描き続けて、いつの間にか『小さな恋のものがたり』のみんなが、私の心に棲みついていたのです。とりわけチッチが私の心の扉をドンドン叩いてくるのです。「出して出して、描いて描いて」と”(著者あとがきより)ということで、一時期病気をされてから手が思うように動かなくなったとのことですが、著者は一生懸命チッチとその仲間たちを描くことによって、きっとご自身もチッチたちに元気をもらっているのだと思います。
 この分ではまだしばらく連載は続きそうです。今回の内容は、サリーはスウェーデンに行ってしまって実際にはいないけれど、チッチの夢や回想の中で登場するし、仲間たちは相変わらず毎日笑ったり泣いたり怒ったり。今までと変わらない印象でした。新しい人物も登場して、これからがますます楽しみな展開です。
 きっとサリーもいつかはチッチのところへ戻ってくると私は信じています。一回りも二回りも成長してさらに素敵な青年となって。それまでチッチもチッチなりにサリーを想いながら、サリーに追いつきたいと(身長だけじゃなくて)必死にもがくんだろうな。いつも純粋で人間味あふれる魅力的なチッチを応援したくなるのは私だけではないはず。チッチ、頑張れ!

 そして『小さな恋のものがたり』との再会にありがとう!