後遺症との闘い(1)ペインクリニック
2016年11月26日(土)
毎朝、目が覚めると「きょうこそ頭の痛みが消えているのではないか」と一縷の望みを抱き、そしてすぐに現実に引き戻されます。眠っている間は痛みを感じることはなく、痛くて眠れないということも今ではないので、それはとてもありがたいことですが、起きている間は常に頭の左耳付近にひきつるようなびりびりする痛みがあります。そんな痛みとの付き合いも、もう2年以上になるのだとあらためて自分でもびっくりです。
具合が悪くなって、視神経脊髄炎と診断される前から頭のびりびりする痛みと痺れ、指先の痺れが出てきて、歩くと右に寄っていく状態になりました。入院する前ぐらいからは左腕の付け根あたりが急に痺れて力が入らなくなり麻痺するという症状も出てきました。麻痺は1分もたたないうちに治るのですが、いつなるかわからないという状態でした。また、入院中は夜眠っても頭の痛みで目が覚めて、そのまま眠れなくなることも・・・。
入院治療で炎症が治まると、再発予防と残っている痛みや痺れの改善を目指すことになります。再発予防としてはステロイド剤をずっと飲み続けることが大事ですが、その分量については様子を見ながら少しずつ減らしているところです。
痛みや痺れについては色々な薬を試して効果を見るしかないということで、二度目の入院中に同じ病院のペインクリニックを紹介してもらい、そこで主に薬の調整をすることになりました。