酒井行政書士事務所

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診断までの道のり(1)はじまり

2015.10.25(日)

 2014年1月末に体の不調を感じて熱を測ったところ、珍しく38度台あったので、時期的にも、もしかしたらインフルエンザかもしれないと思い、かかりつけの内科を受診。
 検査の結果はやはりインフルエンザA型の診断で、リレンザを処方されました。予防接種はしていたのに…と思いましたが、そういうこともあるだろうと安静にしていたら、熱はすぐに下がったのですが、今度は胸がムカムカして食欲がなくなり、そのうち嘔吐するようになってしまったのです。

  ただ、それはインフルエンザのせいだろうと思って、医師に胃薬をもらってしばらく飲んだところ、お腹の症状もほぼ治まり、やれやれとこれでおしまいのはずでした。 

 ところが、2月の後半になって、また同じような胸のムカムカと嘔吐の症状が出てきたので、今度は近所の消化器系の医師のいるクリニックで診てもらい、最初は胃薬をもらってしばらく飲んだのですが、一向に治まる気配がなく、ほとんど食べられない毎日が続きました。水分を摂ることは心がけましたが、それでも胃がひっくり返るような吐き気が止まりません。

 医師に相談したところ、一度胃カメラ(内視鏡)の検査をしましょうということになりました。途中で吐き気がしたらどうしようと心配しましたが、鼻から細いチューブを入れて、手際よくやっていただいたので、思ったほどの苦痛はなく検査できました。ただ、その結果も、多少の粘膜の荒れの痕跡はあるものの、そんなにひどいものではないとのこと。結局ついた病名(?)は『機能性胃腸炎』の疑い…。おそらく、はっきりした原因がわからないお腹の不調があると、とりあえずこの病名を付けてしまうのだろうなという気がしました。しかも、この病名を付けざるをえない人は増えているそうです。

 モヤモヤした気持ちのまま、漢方を含む胃薬をその後もしばらく飲み続けましたが、症状は変わらないばかりか、今度はしゃっくりが異様に続くようになり、それも医師に伝えたのですが、即座に「関係ありません」と却下(?)されました。

 薬を飲んでもあまりに症状が改善されないので、クリニックの医師も「地域の病院の総合診療科に紹介状を書くので、そちらで詳しく診てもらってください」と、最後は匙を投げた形となりました。

 これが3月の中頃、私の病気はその間にも進行して新たな症状を発症させました。そして、原因追究の道筋は次の段階へと続きます。



診断までの道のり(2)わからない不安

2015.10.30(金)

  地元の中堅総合病院の総合診療科を受診し、今までの経緯と症状を説明したところ、まず検査をしてみましょうとのことで、採血、腹部のエコー検査をしました。しゃっくりについては、内臓が腫れたり、何かができて、それが横隔膜を刺激して出ることもあるということでした。でも結局、腹部のエコーでも原因となるような異常はないとの結果で、また振り出しに戻る状態です。これだけ嘔吐が続いて食べられなくて、体重はどんどん減り、体力も衰えてきているのに、何もないわけがないでしょう?とこちらとしては思いますが、検査をしても異常がないということであれば、本来なら喜ぶべきことなのでしょう。

 次の可能性として消化器でなければ、脳の異常から吐き気が来る場合もあるのでは、ということで、今度は脳のMRI検査をしてもらうことにしました。

 MRI検査はドーナツ型の強い磁場の中に体を入れて、写真を撮るものですが、狭い装置の中に入れられ、ヘッドホンを着けるものの「ガンガン」とかなり大きな音がします。30分近い検査になんとか耐えたものの、終わってからフラフラになってしまい、帰る気力がなくなり、病院のベッドで休ませてもらうことに。そこで栄養剤の点滴を受けて、なんとか起き上がって家にたどり着いたのでした。

 必死の思いで受けた脳のMRI検査の結果も、特に吐き気の症状が出るような異常はなし。そうなると、臓器の異常ではなくストレス等によるメンタルの問題からもこういう症状が出ることがあるので、一度そちらのほうを受診してみてはどうでしょうか、という話が出るのです。

 それについてはまた次に…。



診断までの道のり(3)ストレスとメンタル

2015.10.31(土)

  今回、視神経脊髄炎という神経難病にかかってみて、いかに自分の知らない病気がたくさんあるのか、また、明らかに体に異常が出ていても、その症状や検査結果からは診断がつけられないことが少なからずあるということを思い知りました。

 身体的に可能性がある部分の検査をして異常がないと、次に疑われるのは精神的な部分から身体症状が現れているのではないか、ということ。地域のクリニック、中堅病院各医師が「ストレスはありますか?」と問い、「これだけ検査しても臓器的には今の症状を引き起こすような所見はないので、メンタルな部分からきているのかもしれませんね」と同じようにお っしゃいます。確かに仕事、家庭(ちょうど症状が悪化している時期に家の水回りのリフォームをすることになったり…。)、色々なストレスがないとは言いませんが、夜も眠れているし、自分がウツ的な精神的病(やまい)というのはどうもぴんと来ませんでした。

 精神的な不調が体に出ることは理解できるし、そういう不調を訴える人が増えていることも認識していますが、吐き気程度ならまだしも、胃がひっくり返るような嘔吐と異様に続くしゃっくり…。自分でも違和感を感じつつ、それでも他に頼るところもないので、中堅病院で最初は近所のメンタルクリニックに紹介状を書いていただきました。



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