酒井行政書士事務所

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念願の富士登山2

平成30年8月14日(火)

 『一生に一度は富士登山』ツアーは、新宿から高速バスで富士スバルラインの吉田口5合目にお昼頃到着し、そこから吉田ルートを登って、8合目の蓬来館という山小屋を目指しました。久しぶりの山歩き、しかも富士山ということで、自分の足がどこまでもつのかということと、初の3,000m超えの地で自分の体がどうなるのかという不安はありましたが、深呼吸を心掛け、こまめに水分補給をすることで、幸いにもひどい高山病になることもなく、八合目に到着しました。ただ、日頃から抱えている頭痛に関しては、普段は左耳周辺がビリビリする痛みなのが、さすがに八合目まで来ると頭全体がズキズキする感じになり、山小屋での仮眠はほとんどできませんでした。それでも、吐き気やその他の症状はなかったので、歩くことに集中している間は頭痛も気になりませんでした。

 そしていよいよ頂上目指して夜中に山小屋を出発。寒さ対策でもこもこに着込んで、ヘッドランプを着け、前の人の足元を見ながらひたすら登ります。ふと見ると、前も後ろもヘッドランプの灯の行列が点線となって続いています。休憩のときに見上げた空には満点の星!下のほうには雲海が広がり、ところどころ灯が点滅するように光るのは稲妻でしょうか。ここは雲の上なんだなぁとしみじみ感じました。じっくりと空を見上げていた人たちの中から、何度か「流れた!」という声が上がったのが聞こえてきたのは、この時期、ペルセウス座流星群の流れ星だったのでしょうか。私も見たかった!

 そして、歩き始めてから4時間弱でとうとう富士吉田ルート頂上に到着。ヤッター!

 

 富士山登頂がちょうど「山の日」ということもあったのか、山頂にはどんどん御来光を待つ人が到着し、身動きできないほどの状態。私たちは午前3時前には着いてしまったので、山小屋で温かいトン汁を食べたらすぐに外で御来光を待つことになりました。御来光を待つポイントも既に大勢の人が陣取っていて、ようやく端っこの隙間に潜り込むことができましたが、半端ない寒さに手は凍りそうで、体はガタガタ震えが止まらない状態。それでも動くこともできずに待つこと1時間近くでしょうか、雲海の向こう側が明るくなり始め、刻々と雲の状態や明るさを変えていきます。まだかまだかと心急く気持ちが頂点に達した頃、ようやく太陽の頭らしい形が、雲の切れ目からのぞいたと思ったら雲海の中に浮かび上がったり、私の想像していた御来光とはずいぶん違う光景が繰り広げられた末に、やっと丸くてオレンジ色に輝く太陽が全貌を現したのです。あの雲海と輝く太陽を目の当たりにしては、言葉を失うしかありません。昨年も登って御来光を拝んだお仲間は、ぼそっと「昨年とはまた違って、とても幻想的だった」と…。

 



念願の富士登山1

平成30年8月14日(火)

 行って来ました!日本一の山、富士山。3年越しのプロジェクト(?)が実現できて、今はとても充実した気持ちです。

「一生に一度は富士山に登ってみたい」と思い立ったのが2年前。その時は光が丘からバスが出るツアーがあったので、それはいい、ということで申し込んだのですが、ちょうど台風直撃でツアー自体がキャンセルとなってしまいました。あらためて挑戦しようとした昨年は、行く予定だった8月に入って頭痛が酷くなり、悩んだ末に結局断念。2年続けてこういうことになると、それは富士山には行くなということかなと思ったりもして、諦めかけていました。

 富士山に登るにはルートがいくつかあります。1,2年目に行こうとしていたツアーはプリンスルートという比較的マイナーで空いているルートで上り、下山は須走ルートという、砂が深くて長い下り坂を半ば走り降りるようなルートでした。実際昨年参加した人は、下りで足の指に血豆ができてしまって、下山後もしばらく大変だったそうです。そこで、今年は最も一般的で登りやすいといわれている富士吉田ルートを使うツアーを、それなら酒井も登りやすいだろうと、昨年行ったお仲間が探してくださったのです。その名も、はとバスの『一生に一度は富士登山』ツアー! 諦めかけていた私も行かないわけにはいきません。名前のとおり、「一生に一度は登ってみたい」と言っていた他の仲間も加わって、今年は5人での挑戦となりました。

 



成年後見制度の研修(2)診断書の改定

平成30年7月20日(金)

 成年後見制度を利用して本人らしい生活を実現するためには、何よりも本人のニーズに合った後見人を選ぶことが重要であり、そのためには成年後見制度を担う地域連携ネットワークの中核機関と、後見人等を選ぶ家庭裁判所が本人に必要な後見人等のイメージを共有する必要があります。

 今のところ後見開始の申し立てがあった場合、申立書類のひとつである医師の診断書が主な判断材料になっていますが、現在使われている診断書の様式は本当に簡単なもので、しかも自分の財産を管理・処分できるかどうかということが判断基準になっています。この診断書で判断ができない場合はより詳しい鑑定をすることになっていますが、私の経験の中では、鑑定まで必要とされたケースは1件だけでしたし、周りでもあまり聞かないので、ほとんどは最初に提出する診断書で判断されているものと思います。

 本人について何も知らない裁判官が、あんな簡単な診断書で本人にふさわしい後見人等を選ぶのはとても無理です。だから、後見人候補者として書いてある人が、ほとんどの場合はそのまま成年後見人等として選任されることになります。

 このような選任のしかたでは、どうしても選任後に本人の希望する支援がされなかったり、本人の希望が考慮されなかったりという、いわゆるミスマッチが起こることも多いのではないでしょうか。

 そのようなミスマッチをなくすためにも、利用促進基本計画や意思決定支援の考え方をふまえて、診断書の改定に向けた検討が進められているそうです。
 医師・福祉関係団体、各当事者団体から意見を聞いて検討したとのことで、改定案のポイントは以下の通りです。

@    現在の財産管理ができるかどうかという質問ではなく、『支援を受けて契約等を理解・判断できるか』について四択で答えるように改定

A    判定の根拠を明らかにするために、見当識や意思疎通など4点について障害の有無等を記載する欄が新設された

B    福祉関係者が記入して、本人の生活状況等を医師に伝えるための「本人情報シート」の書式を新たに作成する

  記載内容が増えて、少しでも本人の状況が伝わりやすい書式になることはいいことです。また、私にとっては「本人情報シート」というものが作られるというのは、今回初めて知ったことです。介護や福祉関係者が記入することを想定してるようで、本人の日常・社会生活の状況や現在の金銭管理について、また今後の課題等についても書くようになっています。今の申立事情説明書を少し詳しくしたようなイメージでしょうか。

 このシートの提出は必須ではありませんが、医師が診断書を作成する際の参考にしたり、家庭裁判所が後見等の審判を下す際にも、より本人にとって適切な後見人等を選任するための資料にすることを想定しているそうです。そして、平成31年中に運用開始予定とのこと。

 2000年に新しい成年後見制度が始まって17年が過ぎました。利用促進計画にもあるように、何よりも本人を含めて利用する人がメリットを実感できる制度になるように、これからも関係者の意見を取り入れて柔軟な運用がされることを期待します。そして、私自身も利用する人に寄り添った支援ができるように、考え、行動したいと思いました。



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