酒井行政書士事務所

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成年後見制度の普及には

2010.2.14(日) St. Valentine's Day

 練馬区社会福祉協議会の権利擁護センター「ほっとサポートねりま」主催による講演会 『成年後見制度〜それぞれの幸福』に参加してきました。

 (財)シニアルネサンス財団事務局長 河合和(かわい やまと)氏による「成年後見制度の理念と現状」というタイトルの講演と啓発ビデオの上映がありました。
 講演では、成年後見制度を理解するためのキーポイントを七つ挙げて、制度の理念や仕組み、介護保険との関係、なぜこの制度が必要なのかといった点について簡潔にわかりやすく説明がありました。

 その中で、本来後見制度を利用すべき人は500万人はいるはずなのに、実際には17万人程度しか利用していないという現状も示されました。制度の利用が進まない一因として、行政が措置として福祉的支援を行っていた時代から、せっかく自分でサービスを選んで契約するという仕組みに変わったにもかかわらず、サービスを使う側の我々市民に、自分の意思で選んで利用するという意識がなかなか浸透していかない点があるというお話しに、なるほどそうだなと納得するところがありました。
 ただ、たくさんあるサービスの中から自分に合ったものを選ぶためには、制度やサービスについての情報がまず必要になるので、そういう情報を必要な方にお知らせするのも私の役割なのではないかと感じました。また、各地域の社会福祉協議会では「ほっとサポートねりま」のように成年後見制度についての勉強会を開いたり、利用についての相談にも応じていますので、疑問のある場合は一度相談してみられるといいのではないかと思います。ただ、そのような機関での対応にも限界がありますので、もっときめ細かい情報がほしい、実際に利用するまでサポートしてほしいという方はぜひ一度当事務所にご相談ください。何がご本人や家族にとっていいのかという視点で、ご一緒に考えていきたいと思っています。

  講演会の最後に観たビデオの中に、ご主人を亡くしてひとり暮らしになり、悪徳商法にひっかかってしまうお年寄りが、後から気付いた息子に問い詰められる場面がありました。お母さんを軽い認知症と診断した医師が「一番辛いのはご本人なんですよ」と息子に対して言っていたのが印象に残りました。余計なものを買ってしまったとか、片付けができない、といった行為にばかり注目してしまいがちですが、ご本人のとまどい、気持ちに想いを寄せることが大事なのだということを忘れてはいけないと思いました。

  帰りがけに新宿へ出て、TOPSのチョコレートケーキをお土産に買って帰りました。ちょっとだけバレンタインデーの気分?


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