酒井行政書士事務所

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家族が事実上代理するということではダメなのでしょうか?

 面倒な手続きをして成年後見制度を利用しなくても、家族がいれば、その家族が色々な手続きや契約を代わりに行ってもいいのではないかと思われるかもしれません。

 でも……

 ・判断能力が低下した方の家族の中でも、ご本人の介護や支援に対する考え方や意見が分かれる場合もあります。

 ・家族による財産の侵害も考えられます(どうせ父親が亡くなったら財産は私のものだから…と、ご本人の承諾なしに、息子が父親の財産を自分のために使ってしまうこともないとは限りません)

  ・知的障害、精神障害の方の場合等、ある程度の判断能力があるにもかかわらず、家族が代理をしたり、取り消しができるようにしてしまうと、本人の自己決定権は著しく侵害されることになりかねません。

   これらのことを考えると、第三者機関である家庭裁判所が、ご本人にふさわしい代理人を選んでくれる仕組みが必要となります。それが成年後見制度なのです。


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