闘いから共存へ(7)入院生活2
2018年11月19日(月)
2度目のNCNPへの入院では血漿浄化療法が目的だったので、他には治療することがなく、リハビリとして毎日理学療法と作業療法をやってもらうことになりました。前回の入院時はふらつきの改善を主な目的とした理学療法だけだったのですが、今回は作業療法もあって、主にモノづくりでした。毎回最初に作業療法士(OT)の先生にマッサージをしてもらい、それから好きなものを作るのですが、私は革細工で眼鏡ケース、籐かご、エコクラフト(再生紙を平たい紐状にしたものを編んで作るもの)による小物入れの3点を作りました。→
入院中の作品
私は手先が不器用で、学生時代も図画工作は苦手分野でしたが、作ること自体はきらいではありません。普段は取り組めないようなことにじっくり向き合い物を作る作業は、思いがけず楽しい時間となりました。
理学療法では、筋トレ的なことを毎回理学療法士(PT)の先生と一緒に行って、衰えた筋肉を少しでも鍛えようと頑張りました。最後には有酸素運動としてエアロバイクもやったりして、ジムに通っているような感じです。
NCNPでは治療がない時には外出や外泊が比較的自由にできるので、今回の入院でも、土日は毎週外泊して自宅に戻っていました。
今回の入院でも、血漿浄化の成果はあまり感じられないという残念な結果でしたが、入院生活自体は悪いものではなかったなと感じています。