4.闘いから共存へ(4)血漿浄化療法での入院2

2018年5月10日(金)

 初めて試みる『血漿交換』ですが、基本的に治療を受ける側としては『血漿吸着』と変わったことはありません。ただ、『吸着』では自分の血を抜いて戻すということで自己完結しますが、『交換』は文字通り自分の血漿は捨ててしまって、他人の血液から作った血液製剤を体内に入れるので、以前よりは安全性が高いとはいえ、100%問題ないとは言えないという不安があります。あとは点滴をしている時と同じように、トイレが近くなるという副作用(?)もあります。2〜3時間ベッド上で拘束されるので、トイレを我慢するのも結構大変。ただ、あまり我慢しすぎるのもよくないので、その場合はちゃんとベッド上でできるように看護師さんが対応してくれます。

 自分の血でないものが入るということに少し抵抗はありましたが、大勢の人がやっている治療ですし、この年齢になって今更という気持ちもあり、やってみることにしました。 

 そして、初めての『血漿交換』が終わったときには、頭の痛みについては変化がなかったですが、肩のあたりが心なしか軽くなってすっきりしたような気が…。
 ところが、この治療の2回目が終わる頃に両足が攣ってしまい、かなり痛い思いをしました。血漿中のマグネシウムが出てしまうので、これもよく起きる現象だそうです。また、血漿中の免疫抗体(IGg)が極端に減少してしまったので、もう一度『血漿交換』をやってから『免疫グロブリン』の点滴を受けて抗体を補って退院するか、そうでなければそのまま何もしないか…選択を迫られたのですが、『血漿交換』でも頭の痛みに対する効果はあまり感じられなかったので、今回は『血漿交換』2回で終わりにして、『免疫グロブリン』の点滴もしないで退院することにしました。

 退院時も免疫力はかなり低下していたので、感染症に気をつける必要がありましたが、普通に生活していれば自然に戻ってくるとの説明を受けました。そして、退院後3週間程度たちますが、今のところ感染症にかかることもなく過ごしています。